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2022.04.20

飛び込みのエース、玉井陸斗の成長路線──連載「コロナ禍のアスリート」

まだまだ先行きが見えない日々のなかでアスリートはどんな思考を抱き、行動しているのだろうか。スポーツ界に暮らす人物の挑戦や舞台裏の姿を追う連載「コロナ禍のアスリート」から、玉井陸斗の戦いをまとめて振り返る。※2020年、’21年掲載記事を再編

14歳になった“飛び込みのエース”玉井陸斗が成長曲線を描く理由

コロナ禍のアスリート

Getty Images

コロナ禍によるビデオ会議システムを使用したリモート取材。2月の国際大会派遣選手選考会以来、約7ヵ月ぶりに目にした少年の体はタブレットの画面越しでも明らかに大きくなっていた。シニアデビュー戦を優勝で飾った昨年4月の日本室内選手権から身長は9センチ伸び、体重は10キロ増加。1メートル52、46キロとなり、声変わりもしていた。

9月11日に14歳の誕生日を迎えた飛び込みの玉井陸斗(14=JSS宝塚)が日本選手権(9月25~27日、新潟)で、高飛び込みと板飛び込みで2冠を達成。「最高です。自分らしい演技をすれば高得点を出せることが分かりました。最近は自分に自信がついてきて、プレッシャーにもあまり動じなくなりました」と低くなった声を弾ませた。

東京五輪出場を目指す本命種目の高飛び込みのスコアは528.80点。8月の関西選選手権でマークした自己ベストを25.20点も更新した。国際大会は採点が厳しくなる傾向があるために単純比較できないが、2016年リオデジャネイロ五輪の銅メダル相当で、昨夏の世界選手権にあてはめると銅メダルまで12.15点差の4位となる。3本目には大技109C(前宙返り4回転半抱え型)を繰り出し、ジャッジの1人が10点満点をつける圧巻の演技を披露。2位に114・95点差をつける独走Vだった。

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14歳で内定を得た”飛び込みボーイ”玉井陸斗の伸びしろとは?

飛び込みの東京五輪最終予選を兼ねたW杯東京大会(5月1~6日、東京アクアティクスセンター)で、14歳の玉井陸斗(JSS宝塚)が男子高飛び込みで東京五輪代表に内定した。「たくさんの人を冷や冷やさせたり、緊張させたりしたが、決勝に残ることができて良かった。五輪ではまず入賞、調子が良ければメダル争いをしたい」

予選では崖っ縁に立たされた。代表内定条件となる準決勝進出ラインは18位で、5本目を終えて19位タイ。最終6本目の5255B(後ろ宙返り2回半ひねりえび型)で水しぶきを立てないノースプラッシュを決めて高得点をマークした。15位に順位を上げて、予選を突破。重圧に打ち勝ち、逆転で五輪切符を手中に収めた。

大一番で「脚の感覚がなくなるくらい緊張した」と本来の演技は影を潜めた。2~5本目は精彩を欠き「だいぶ焦りました」と平常心を失いかけたが「最後は絶対に決めてやる」と土壇場で会心のダイブ。準決勝は9位で突破。ラウンドを重ねるごとに順位を上げ、12人で争う決勝では8位入賞を果たした。

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TEXT=木本新也

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