MAGAZINE &
SALON MEMBERMAGAZINE &
SALON MEMBER
仕事が楽しければ
人生も愉しい

PERSON

2021.08.13

アーティスト今市隆二と共に楽曲を生みだしてきた相棒

今市隆二

リラックスして音楽と向き合える場所

三代目J SOUL BROTHERSのボーカリストとしてデビューして2年後の2012年、自宅での制作環境を整えるべく今市隆二さんは、パソコンや音楽制作ソフトとともにDUORESTの「DR-7501SP」を購入。その日から9年、グループはミリオンセラーを生みだし、この夏、ソロとしても通算3枚目のオリジナルアルバムをリリースする。今市さんを取り囲む環境は変化し続け、自宅の録音機器も次々とアップデートされていくなかで、この椅子だけは変わることなく、常に今市さんの側で制作を見守り続けてきたという。

「愛着があるんでしょうね。セッションしている間は、10時間以上、この椅子に座って作業をする日もありますが、座ると仕事モードになるというよりは、リラックスできる椅子です。僕は仕事だと思って音楽をつくるのでなく、リラックスしてつくりたいと思っているので、まさに適した椅子だと思います」

コロナの影響で、ライヴが延期となり、必然的に自宅の作業部屋で過ごす時間が長くなった。その際に、この椅子に座って制作された楽曲が、7月にリリースされたソロアルバム『CHAOS CITY』に収録されている。

「最初の緊急事態宣言の時につくった楽曲がメインです。その時に感じたものを、その時のうちにリアルに表現しておきたかった。普段はこの椅子で歌詞を書くことはあまりないんですけど、今回の収録曲にはあります。そう考えるとこの椅子はまさしく『CHAOS CITY』が生まれた場所。使いこんで、首の部分が壊れてきていますけどね」

DUOREST

今市さんの仕事部屋。照明は「フィリップス ヒュー」。椅子の背もたれは身体を包みこんで大きく倒れるので、姿勢に合わせリラックスできる。

アーティスト・空山 基はじめの描く「セクシーロボット」がアイコンになっている、近未来仮想都市「CHAOS CITY」の世界を描く本作。今後「CHAOS CITY」は、このアルバムだけではなく、新たな楽曲やプロジェクトの舞台になるのだという。

「現代の状況は、パンデミックだけでなく、カオスだと思うんです。この先の未来のことも含めて、メッセージとして伝えたい。そのためには『CHAOS CITY』というひとつの舞台をつくったほうがワクワク感もあるし、エンタメとしても届けやすいなと考えました。『CHAOS CITY』には、近未来の雰囲気のエリアや荒廃したエリアがあったり、それぞれの場所で起きていることを切り取った楽曲を展開しています。ライヴも、『CHAOS CITY』を意識して、工夫して仕かけていく予定です」

今年3月、約1年ぶりに観客を入れて開催されたEXILETRIBEのライヴ。歓声を出してはいけない、という感染対策のなかで行われたが、そこに大きな驚きがあったという。

「ライヴだから、実際はお客さんも少しは声が出てしまうんだろうなって思っていました。でもいっさい歓声が出てこなかった。ここまでルールを守ってくれるのかと、その光景に感動しました。声を出せなくても、表情でお客さんが楽しんでくれていることが伝わってくるんです」

現代の苦しい状況だからこそ、見つけられるもの、届けられるものもある。今市さんは、その想いを、これからもこの椅子に座って作品にしていくのだ。

DUOREST

DUOREST DR-7501SP
デザイナー:マティアス・ブリニッヒ
ブランド: DUOREST
購入年:2012年
購入場所:東急ハンズ渋谷店

210617_CHAOS_CITY

CHAOS CITY
エイベックス・エンタテインメント
¥2,750
1980年代を意識した音づくりでありながらも、近未来仮想都市を描く。「懐かしいと同時に、若い方には新しい音楽だと感じてもらえたら嬉しいです」

RYUJI IMAICHI
1986年神奈川県生まれ。2010年三代目 J SOUL BROTHERS ボーカルとしてデビュー。2018年1 月よりソロプロジェクトを始動し、自身初となるソロアリーナツアー「RYUJI IMAICHI LIVE TOUR 2018〝LIGHT>DARKNESS〞」を全国11都市22公演開催。24万人を動員した。

TEXT=安井桃子

PHOTOGRAPH=片桐史郎(TROLLEY)

PICK UP

STORY 連載

MAGAZINE 最新号

3月号 Now on sale

【ゲーテ3月号】表紙は山﨑賢人。家づくりは究極の大人の遊び、“多拠点邸宅”特集

最新号を見る

定期購読はこちら

MAGAZINE 最新号

3月号 Now on sale

【ゲーテ3月号】表紙は山﨑賢人。家づくりは究極の大人の遊び、“多拠点邸宅”特集

仕事に遊びに一切妥協できない男たちが、人生を謳歌するためのライフスタイル誌『ゲーテ3月号』が1月25日に発売となる。今回の特集は“多拠点邸宅”。人生を楽しみ尽くすための、こだわりの邸宅をご紹介。表紙を飾るのは俳優・山﨑賢人。その他にも伊勢谷友介の器コレクションや俳優・川口春奈へのインタビューなど必読だ。

最新号を購入する

電子版も発売中!

定期購読はこちら

SALON MEMBER ゲーテサロン

会員登録をすると、エクスクルーシブなイベントの数々や、スペシャルなプレゼント情報へアクセスが可能に。会員の皆様に、非日常な体験ができる機会をご提供します。

SALON MEMBERになる