TRAVEL

2023.11.21

島ひとつがブルガリの世界。究極のプライベートホテル「ブルガリ リゾート ドバイ」潜入

年々来訪者が増え続けているドバイは、空前のラグジュアリーホテルの建築ラッシュ。目の肥えた富裕層をも驚愕させること間違いなしの超絶スケールのホテルを厳選した。今回は「ブルガリ リゾート ドバイ」を紹介する。【特集 熱狂都市・ドバイ】

ブルガリ リゾート ドバイのプライベートビーチ
ホテルと20棟のヴィラに面して広がるプライベートビーチ。背後にはブルジュ・ハリファをはじめ、ドバイの高層ビル群が見える。

究極のビーチバカンスを

街中の喧騒から一歩離れた、タツノオトシゴのような形をした人工島、ジュメイラ・ベイ・アイランド。ドバイ本土から橋を渡ってたどりつくこの島に位置する「ブルガリ リゾート ドバイ」は、ブルガリが持つ気品と煌びやかさがありながら、どこか牧歌的で穏やかな温かみが同居している。

世界で5つ目のブルガリ ホテルとして2017年にオープン。その敷地総面積は、15万8000㎡を誇る。島すべてがブルガリの敷地であり、101室の客室をもつホテルのほか、20棟の専用プールつきヴィラ、173軒のアパートメント、ブルガリ史上初のマリーナ&ヨットクラブなど、さながら独立したひとつの村のようだ。

これまですべてのブルガリ ホテルを手がけてきた建築設計事務所、ACPV アーキテクツ アントニオ・チッテリオ・パトリシア・ヴィエルが、引き続き設計を担当。イタリア産の大理石を使ってつくられた珊瑚をモチーフにした外観は、まるでブルガリのジュエリー同様に緻密さと美しさが際立っている。

客室は広いリビング&ラウンジエリアを備え、バルコニーからオーシャンビューを鑑賞できるジュニアスイートをはじめとする6タイプ。イタリアの有名デザイナーが手がけたというモダンな家具をセレクトし、その無駄がないミニマルなデザインは建材に多用されている黒御影石やトラバーチンとも相性抜群。あらゆる物が洗練された空間は、ソファに腰を下ろしているだけで旅の疲れを癒やしてくれる。

究極のラグジュアリーな滞在がしたいなら、客室最大となる約540㎡の広さを持つ「ブルガリ ヴィラ」を選びたい。プライベートプールやウッドデッキのテラス、専用ホームシネマ、ハマム(トルコ式入浴施設)などの設備を揃えており、ビーチで遊んでいる間に靴を磨きあげておいてくれるといった、ブルガリならではの至れり尽くせりなサービスも心憎い。

ブルガリ ヴィラ
約540㎡の「ブルガリ ヴィラ」(AED200,000~税・サ別)。リビングの向こうにはプライベートプール。各棟1名の専任バトラーがつく。

また、日本語の「宝石」から命名された鮨店「Hoseki」では、名店「かねさか」出身の杉山将大シェフが腕を振るう。鮨ネタを含むあらゆる食材を日本から輸入。その日最も新鮮な素材をもとに供されるおまかせコースは、ドバイにいながらも日本料理の神髄を味わうことができると、世界中から「Hoseki」目当てで宿泊に来る人も多い。

究極のプライバシーが確保されたひと時は、ドバイ滞在をより輝かせるに違いない。

BVLGARI Resort Dubai/ブルガリ リゾート ドバイ
住所:Jumeira Bay Island, Jumeira 2
TEL:4-777-5555

1ディルハム(AED)=約¥40 ※2023年10月11日現在。ホテルの価格は時期によって変動。

【特集 熱狂都市・ドバイ】

この記事はGOETHE2023年12月号「総力特集: ヒト・モノ・カネが集まるドバイ」に掲載。▶︎▶︎購入はこちら

TEXT=川岸徹

PHOTOGRAPH=五月女幸希

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