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2023.06.18

最高峰の口福を体験できる「ザ・リッツ・カールトン日光」

2020年7月、奥日光に誕生した「ザ・リッツ・カールトン日光」では今年、珠玉のコラボレーション限定イベントが目白押しだ。幻想的とも言える奥日光の地に体の芯から癒された体験とは。

ザ・リッツ・カールトン日光 外観

「ザ・ライブラリー」の大きく縁取られた窓から望む樹木約100本は、かつてこの地にあり、海外の客人たちに愛された「レーキサイドホテル」時代からあるものを継承。

「アルマーニ / リストランテ」とコラボ! 奥日光に浸る体験

東京から奥日光までクルマでも、電車やバスを使っても、約2時間半で到着できる。名所「いろは坂」を登った先に待っているのが、別世界とも言える奥日光だ。1万5千年以上前、男体山(なんたいさん)の大噴火で生まれた中禅寺湖は、日本で最も空に近い湖と言われる。滝、湿原、森林、草花などの自然環境が集約した稀有な場所。

その景観に溶け込むかのように佇む「ザ・リッツ・カールトン日光」は、5階建て3棟の低層建築で、かつてこのエリアにあった外交官の別荘さながら。ザ・リッツ・カールトンとして世界で初めて採用された湯元温泉を源泉とする温泉もあるのだから、期待が高まる。

ホテルに到着すると、樹木越しに中禅寺湖を見渡せる「ザ・ライブラリー」でチェックイン。ホテルの館内全体に杉材、日光石、銅板など、栃木県にまつわる素材が贅沢に使われ、奥日光の自然に包まれているような感覚になり、いっきに心身がリラックスする。

客室の扉を開けると、バルコニーからは中禅寺湖と男体山を望む。ひと時、その雄大な景色に、時の流れを忘れ見惚れてしまうほど。

ザ・リッツ・カールトン日光 ライブラリー

オーストラリア・メルボルンに本社を構えるデザイン会社LAYAN Architects + Designersがデザインした邸宅のような「ザ・ライブラリー」。

滞在のメインとなるコラボレーションイベント「奥日光カリナリージャーニー」は、国内外で活躍するトップシェフを招聘して、豊かな自然で育まれた栃木の恵みを楽しめるというもの。第二回目となる今回は、東京・銀座の「ARMANI / RISTORANTE (アルマーニ / リストランテ)」でエグゼクティブシェフを務める、カルミネ・アマランテ氏が腕を振るった。

カルミネ・アマランテ氏

「ARMANI / RISTORANTE(アルマーニ / リストランテ)」のエグゼクティブシェフを務めるカルミネ・アマランテ氏。

実は、イタリア・ナポリ出身のカルミネ氏は「HEINZ BECK(ハインツ・ベック)」でエグゼクティブ・シェフを務め、わずか1年でミシュラン1つ星を獲得した実力派。2020年にARMANI / RISTORANTE(アルマーニ / リストランテ)のエグゼクティブシェフ就任後の2022年には、イタリア版ミシュランガイドと呼ばれる「Gambero Rosso International(ガンベロ・ロッソ・インターナショナル)」が発表する「TOP ITALIAN RESTAURANT AWARD」で初登場にして、最高位の3フォークを獲得するなど今、ノリにノッているシェフの一人。

ザ・リッツ・カールトン日光 料理

左上:アミューズ、右上:「卵 ペコリーノのエスプーマ ドライキャビア」、左下:「ホタルイカ スタップえんどう 山椒コンソメ」、右下:「リソ ディ セモラ“GENTILE”サフラン」

舞台は湖畔に佇むボートハウスを彷彿とさせる洋食レストラン「レークハウス」。釣り竿をイメージした照明やロープを使用したアートワークなどが施され、その世界観は夜、より幻想的な雰囲気に。お待ちかねのカルミネ氏の料理は、栃木の食材が生かされ、目に美しく、食して驚きのある食感や味わい。

カルミネ氏の大きな特徴の一つは、イタリアンに魚や野菜など日本の旬の食材と日本の料理の手法を取り入れ、繊細な味わいを表現していること。もちろん、軸にあるのは、故郷・ナポリの郷土料理であるゆえ、どこかほっとする温かさを感じることも、食べていて嬉しくなるポイントだ。

ザ・リッツ・カールトン日光 料理

左上:「鰆 パセリソース」、右上:「足利マール牛 ホワイトアスパラガス」、左下:「酒粕“片山酒造”」、右下「ババ ナポレターノ」

例えば、絶妙なのが鰆(さわら)や足利マール牛の火入れ。何種類もの温度と時間を施し、ベストを追求した結果を導き出す。また、趣向を凝らした、日光の蔵元・片山酒造の酒粕と栃木のイチゴを使ったスイーツなども。

はたまた、ナポリの伝統菓子をベースにした定番の「ババ ナポレターノ」は、リモンチェッロとラム酒の2種類から選べるというスタイルで、より現代的にアレンジするなど、今という時代を軽やかに料理に反映させた。嬉々とした表情で、料理の素材や調理法を説明してくれる温かな時間も、特別感あるダイニングエクスペリエンスの一つ。1皿、1皿が心に残る料理だったことは言うまでもない。

この余韻を引き連れて訪れて欲しい場所がある。国内外のウイスキーが100種類以上コレクションされた「ザ・バー」だ。壁に飾ってあるウイスキーは都道府県別に並べられている。

ザ・バー

圧巻のバーカウンター。ウイスキーに使用する氷は日光の天然氷。右:すっきりとした味わいの自家製ほうじ茶麦焼酎とイチゴのカクテル「ストロベリーキングダム」¥3,000。

「The SG Club」の後閑信吾氏の新作カクテルが登場

ダイニングでのいまだかつてない体験のみならず、国内外で活躍するトップバーテンダーをゲストに迎えて、普段味わうことのできないオリジナルカクテルやパフォーマンスが楽しめるコラボレーションイベントもある。その名も「Bartender Crossover(バーテンダークロスオーバー)」。舞台は「ザ・バー」。

開業3周年を記念して、去る6月3日に一夜限定のイベントが行われた。世界一の称号を持ち、国際的なベストバーテンダーに選出されるなど、数々の受賞歴があるバーテンダー、「The SG Club」の後閑信吾氏を迎えた。

後閑信吾氏ポートレイト

SG Groupファウンダー、後閑信吾氏。Tales of the Cocktailでインターナショナル バーテンダー オブ ザ イヤー受賞。

実は、後閑氏は「ザ・リッツ・カールトン日光」の開業時より、シグネチャーカクテルを全12種監修している。開業3周年を迎えるにあたり、この地ならではのストーリーを持つ、新シグネチャーカクテル3種を初披露した。この限定イベントでしか味わえないのはもったいないということで、嬉しいことに7月15日(土)より、グランドメニューに新作が加わることに。

「ザ・バー」では、マリオットグループ初開催となった「カクテル・コンペティション2022」の優勝カクテル「こまちのにわ」も味わってほしい。

中禅寺湖のほとりに立つ「ザ・リッツ・カールトン日光」には、悠久の時が流れている。幻想的な大自然に抱かれながら、今の時代を反映した美食をいただけるという体験を味わってみてほしい。

ザ・リッツ・カールトン日光カクテル

左:「名家の猿 / Master of Archer」¥2,800。[ロクジン、アールグレイ、グレープフルーツ、トニックウォーター] 男体山の神の子孫で弓の名手である猿麻呂が、赤城山の神の化身・大むかでを射抜いた「戦場ヶ原の伝説」をイメージしたカクテル。 アールグレイ香るジンの爽やかさと、グレープフルーツとトニックのほどよい苦味が余韻となり、飽きが来ることのない味わい。右:「鬼怒乙姫/ Let Her Go」¥2,200(ノンアルコール)。機を織る姿を見られて消えてしまった鬼怒沼の『乙姫伝説』をイメージしたノンアルコールカクテル。スパイシーで華やかな香りと、心地よいフルーツの酸味で、まるで酔っているかような神秘的な雰囲気へと誘う一杯。

ザ・リッツ・カールトン日光
住所:栃木県日光市中宮祠2482
TEL:0288-25-6666
客室:キング、ダブル、スイートルームの全94室。室料1室¥¥105,655〜(税・サ別/季節により変動)

TEXT=谷内田美香(ゲーテ編集部)

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