食べることも、遊ぶことも大好きなハワイに住む、日本人経営者7人に聞いた 本当は誰にも教えたくないハワイの穴場スポットとは。【特集 涙するハワイ】
1. ホヌがのびのび泳ぐ海を守る活動
世界中で深刻な海洋汚染問題。海には毎年推定800万トンのプラスチックゴミが流れでているのだとか。
「我々は1ヵ月に1度のペースで水中、陸上を一体とした海洋環境保全活動としての清掃、さらに海洋ゴミ解決のためのデータ収集をしています」とはNPO法人アロハ・オーシャン・プラス代表関口勇一郎さん。観光客からの活動に参加したいという多くの声に応え、この活動へのボランティアプログラムを現在、作成中という。
「ハワイを愛する気持ちでぜひ参加してほしいです」(ハワイ報知社代表取締役社長 吉田さん推薦)
Aloha Ocean Plus(アロハ・オーシャン・プラス)
2. ホノルル沖で楽しむジギング釣り
プライベートチャーターボートで沖へ出て、釣りを楽しめる話題のアクティビティ。ルアーフィッシングの一種、ジギングで狙うのはカンパチなどの大物。コンパクトな24フィートの船で1~2名のためだけに出航してくれる。
釣り道具一式はレンタル可能で、ホノルル市内であればマリーナまで送迎してくれるので、手ぶらで釣りへ行きたい。
「釣れた魚は食べる分だけをリーズナブルに買い取れ、日本食レストランで食べることもできます。今、ロコが釣りに熱狂するわけを体感してください」(ハワイ報知社代表取締役社長 吉田さん推薦)
Jigging Honolulu(ジギング・ホノルル)
TEL:808-379-5053
吉田太郎さん
ハワイ報知社代表取締役社長。ハワイ唯一の日本語新聞を発行。飲食業界の経歴も持ち食通。ハワイ在住歴10年。
3. 地元の人々が祈りを捧げる聖なる土地
赤土の大地にマナが宿る大小の36個の岩が横たわるこの地は、900年以上も前に古代ハワイアンの王族のお産に使われた聖なる場所。女性を象徴するワイアナエ山脈と男性を象徴するコオラウ山脈の間に位置し、ワイキキからクルマで40~50分ほど。
大切な土地を次世代につなぐここでは、ただただ土地の息吹を感じ取りたい。くれぐれも石に触ること、座ることなどないように。
「ロコが守り続けた聖なる場所。敬意を持って訪れてください」(マノアハニー&ミード代表 埋橋さん推薦)
Kukaniloko Birth Stones(クカニロコ・バースストーン)
住所:Kamehameha Hwy, Wahiawa
埋橋幸広さん
マノアハニー&ミード代表。兵庫県で養蜂を学び、前オーナーよりマノアハニーを引き継ぐ。ハワイ在住歴8年。
4. まるで美術館のような店内! 限定「パタロハ」も揃う
「ホノルル店が移転して、倉庫みたいに広いウェアハウスになりました。商品ラインナップが豊富」。その広さは約734m2にもおよぶ。パタゴニアの2022年春夏シーズンでは、コットンを素材とした製品の32%にリサイクル素材を用い、二酸化炭素排出量を70%削減できた。
店内にはパートナーシップを結ぶ団体の環境への取り組みを紹介するエリアもあり、パタゴニアの世界観を存分に感じながら買い物ができる。限定Tシャツ「パタロハ」やトートバッグなどホノルル店でしか手に入らないものも。(マーケティング会社エイビーズ・インク代表 阿部さん推薦)
Patagonia Honolulu(パタゴニア ホノルル)
住所:535 Ward Ave, Honolulu
TEL:808-593-7502
営業時間:11:00~19:00、~18:00(土曜・日曜)
定休日:無休
阿部栄一さん
マーケティング会社エイビーズ・インク代表。「スポナビハワイ」を主宰している。ハワイ在住歴20年。
COORDINATE=Mike Kelly