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2026.03.20

初心者が約半年で、ホノルルトライアスロン完走を目指す! 2026年新たなる挑戦者が集結

2015年に発足したゲーテのトライアスロンチーム、「GLT(GOETHE LOVES TRIATHLON)」の第7期メンバーが2025年秋に決定した。2026年5月にハワイで開催する「ホノルルトライアスロン」に向けた挑戦の軌跡を連載でお届けする。

ゲーテトライアスロンチームGLTメンバー集合写真

大人がハマる究極の遊びはトライアスロン

2026年で10年目となるゲーテのトライアスロンチーム「GLT(GOETHE LOVES TRIATHLON)」は、OB・OGを含めて総勢120人を超えるまでに成長した。今回も、トライアスロンのレースに一度も出たことがないビジネスパーソン21名が集結!

GLTの第7期メンバーとして加入したのは、26歳から67歳までと文字通り年齢も幅広く、職業もさまざまだ。日頃から運動習慣があるメンバーが多いものの、レースに向けて個々に抱える不安は異なる。学生時代に50mまでしか泳いだ経験がなかったり、競技用バイクの扱いが初めてであったり、仕事が忙しくなかなか練習の時間を取れなかったりと、悩みは尽きない。

そもそも、初心者ゆえに、スイム(水泳)1.5km、バイク(自転車ロードレース)40km、ラン(長距離走)10kmという3種目を連続して行うこと自体、人生で初めての経験となる。トライアスロンは個人競技であるものの、そういった不安を解消したり、モチベーションを維持できたり、ともに成長する仲間と出会えるという意味でGLTというチームの力が生きてくる。

最難関とも言える水泳練習がスタート!

ゲーテトライアスロンチームGLT 水泳練習風景

2024年度、2025年度のホノルルトライアスロンの優勝者であり、トライアスロンプロコーチである梅田祐輝氏が指導をしてくれることも、GLTの強みのひとつだ。専門的なコーチングのもとでトレーニングができるだけでなく、GLTではFacebookのグループ上で気軽に質問を投げかけられるのも特徴。日々の疑問やトレーニングの悩みを共有しながら取り組める環境が整っている。

公式練習の第1回と3回目は、都内某所のプールを貸し切って行うスイム練習。GLTが目指すのはホノルルトライアスロンなので、青い海・青い空、白い砂浜という最高の環境だ。とはいえ、オープンウォーターという自然の海での長距離水泳なので、プールとは異なり、コースロープや底のラインがなく、波や視界不良など不安要素が多い。あくまで目標は完走だからこそ、水泳の基本の“基”がもっとも大切となる。

スイムの距離は1.5km。仮に水泳初心者で25mを40秒で泳いだとしても、単純計算で40分は泳ぎ続ける必要があるということ。長時間泳ぐための準備、意識、そしてそれを身体に覚え込ませることが必要となる。

まずは肩・股関節・足首を中心としたストレッチからスタート。肩甲骨、股関節、足首を柔らかくすることで、水の抵抗を減らし、推進力を最大化できるため、泳ぐ前の入念なストレッチからレクチャーを受ける。

プールでは浮く姿勢をイメージすることから始まる。水泳が得意でない限り、泳ぐとすぐに疲れたり、呼吸が苦しくなったりするもの。初心者から上級者まで、改めて梅田コーチが口を酸っぱくしてメンバーに伝えるのは「歩くように泳ぐこと」だ。

「歩くように泳ぐげば、苦しくなることはありません。ではどうしたらいいのか。前に進むために必要なのは力ではなく、美しい姿勢なんです。地上でまっすぐ立って、手をまっすぐ上に伸ばす。その姿勢を水中でも行えば、水の抵抗がない状態を作れます。そうして身体が浮く姿勢をイメージすれば、長距離でもあまり疲れずに泳ぐことができます」

水の中には重力がないので、これがなかなかに難しい。

「常に意識してほしいのは、頭の位置です。水面を切るのはおでこではなく頭頂部。つい、前を向きたくなるけれど、そうすると頭が水面から出て姿勢が崩れ、水の抵抗を受けてしまいます。泳ぐ姿勢で、地面に対して水平になることが大切。いい姿勢が作れていれば、腕や脚の回転数で誤魔化さずに、少ないストロークで推進力が生まれますから」

水泳に苦手意識を持っている人にとって、呼吸動作も大きなハードルのひとつだ。

「呼吸をする時に頭を上げないことが大切です。泳ぎを楽にするためには水からの浮力をもらわなければいけない。つまり、水につかってないといけないんです。

そして、首だけではなく、身体の軸を回転させて呼吸をします。肩を開いて、天井の方に顔を向ける。この時、目線は真横か斜め後ろです。息継ぎする逆サイドの腕は前に伸ばす。キックは身体を浮かせる役割なのでバタバタせずに、軽くゆらゆらするイメージ。スイムの後にはバイクとランが控えているので、脚を使いすぎず、上半身で進む意識が必要です」

1回2時間のスイム練習では、イメージを身体に覚え込ませようと懸命なメンバーたち。理屈はわかっていても、はじめは身体が思うように動かない。それでも回を重ねるごとに、泳ぎに変化が見え始める。新しい知識を獲得しながら懸命に泳ぎ、時にはメンバー同士で確認し合うなど、和やかな雰囲気のなかで公式練習を終えた。

とにかく自主練が必須となるトライアスロン。ある女性メンバーはもともと25m以上を連続で泳げなかったそうだが、2回の公式練習後、数回1,500mを完泳することができたという嬉しい報告があった。より推進力を得て泳ぐために、コーチへの質問をしながらのイメージトレーニングを重ねる姿も印象的だ。

20代から50代の年齢も職種も異なるビジネスパーソンが、仕事の合間を縫って、未知の領域に挑戦し、飛躍する姿は目を見張るものがある。メンタルとフィジカル両方において、進化するその姿を今後も追っていく。

次回は4月3日(金)にランについての記事がアップ予定。

TEXT=谷内田美香(ゲーテ編集部)

PHOTOGRAPH=古谷利幸

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