イタリアの高級レザーブランド「ピネッティ」の格上げ小物がいい

イタリア・ベルガモ発のレザーブランド「Pinetti（ピネッティ）」が創業40周年を迎え、日本でのブランドサイトとECサイトを全面リニューアル。日本国内への展開を強化する。

上質を知る人のためのレザーアイテム

イタリア・ベルガモ発のピネッティは、建築家アルベルト・ピネッティとその妻エジアによって1983年に創業されたラグジュアリーレザーブランドだ。中世の面影を色濃く残す街・ベルガモの空気をまといながら、革新的なデザインと伝統的な製法が共存するアイテムを生み出し続けてきた。

創業以来、ピネッティは上質なイタリアンレザーを用いたインテリアアクセサリーやホームアイテムを展開し、世界中の高級ホテルやヨットなどラグジュアリー市場からも支持を受けている。デザインは一貫してシンプルでモダン。だがその奥には、素材を知り尽くした職人の手仕事と、家族という絆が宿る。ロゴにあしらわれた5枚のシートは、ピネッティ家の5人のメンバーを象徴し、「Made in Italy」の刻印には、文化と革新の結びつきが込められているという。

ピネッティで使用するイタリアンレザーは、天然植物から抽出したタンニンでなめされており、鮮やかな発色と型崩れしにくい堅牢さ、さらに使い込むほどに増す艶と風合いを兼ね備える。

また、環境への配慮とクラフトの精神を両立する素材として、リサイクルレザー「Antibes」も採用。これは通常なら廃棄される端革を粉砕し、植物由来のラテックス樹脂で固めたサステナブルな素材であり、エレガントでありながら地球にもやさしい選択肢となっている。

この「Antibes」を用いたアイテムのひとつ、「アルメリアラウンドバスケット」は、丸みを帯びた柔らかなフォルムが印象的だ。リビングやベッドルームはもちろん、バスルームにも自然に溶け込み、日常を静かに格上げしてくれる。

収納用のバスケットとしてはもちろん、ブランケットや雑誌を無造作に入れるだけでも様になる。リビングやベッドルームの一角に置けば、空間に温もりと上質感をもたらしてくれるだろう。使い込むほどに風合いが増し、時間とともに「自分の道具」として育っていく過程も魅力のひとつだ。