ミニマル化が進み、鞄を持ち歩かないという人も少なくない昨今。特にクルマ移動を主とするならなおさら。今や鞄は自身を飾るアクセサリーのひとつと言ってもいいほどだ。となれば、1点投入で格を上げ、華やいでくれる名品を持っておきたい。今回紹介するのは、トラベルバッグ×SUV。【特集 靴と鞄】

1.ディオール
ラフになりがちな旅ほど気を抜けない。収納に優れる大きな鞄の存在感を生かしラグジュアリーさを加味。マッシブなクルマに負けない高級感が欠かせないのだ。
上質なカーフレザーに、アイコニックなディオール オブリークを型押し。大人らしさを損なわずにモノグラムを楽しめる好例だ。1、2泊程度の旅行にほどよいサイズ感で、雄々しいクルマに負けない存在感は流石。

CAR ▶︎ レンジローバー ヴェラール
安定した走行性能と、洗練されたデザイン性を併せ持つヴェラール。充実の収納力も魅力的。全長4,820mm×全幅1,930mm×全高1,685mm、ホイールベース2,875mm、車重2,070kg、パワートレインD200マイルドハイブリッド(ディーゼル)、システム最高出力204ps/3,750-4,000rpm、システム最大トルク430Nm/1,750-2,500rpm。
2.ジョルジオ アルマーニ
柔らかなブラックスエードを贅沢に使用したビッグトート。ハンドルやジッパー部分はスムースレザーで切り替え、耐久性も抜群。敢えて成形していないため、収納に優れるとともに、くたっとした雰囲気が大人の余裕を漂わせる。

3.バレンシアガ
軽快なナイロンボディがスポーティさを加速させるも、フロントのロゴがラグジュアリーであることを誇示。サイドや室内にさまざまなサイズのポケットを配し、クッションつきのストラップなど、優れた機能美も両立。

4.ボッテガ・ヴェネタ
クラシックイントレチャートでデザインしたウィークエンダー。高光沢のカーフと深いブラウンが奏でるラグジュアリーさは、エグゼクティブにこそふさわしい。キャンバスライニングのクラシック感も男心をくすぐる。

5.ブルネロ クチネリ
持っても置いても高級感たっぷりなレジャーバッグ。グレインカーフレザーを採用し、淡くグラデーションのかかったキャメルカラーが男の渋さを引き立てる。ライニングには耐水加工が施され、水濡れからも保護してくれる。

この記事はGOETHE 2025年3月号「総力特集:自分らしくいる、靴と鞄」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら