「接客業は客の手元と足元を見る」といわれるように、バッグと靴のチョイスで、その人の品格は一目瞭然。身につけることで仕事のモチベーションが劇的に増し、スタイリングの鮮度も上げる、“新”名品にフォーカス。アイテム・シューズ編。スタイリスト・野口強による連載「The character of G」。
1. ジェイエムウエストン/完成度の高さとタイムレスな魅力に改めて感服
1955年に誕生して以来、ローファーと並ぶマスターピースである「ゴルフ」。どんなスタイルにもしっくりとなじむオールラウンダーっぷりは、大人の男のマストハブ。素材違い、色違いで何足も揃えたい。
2. ジョンロブ/洗練された細身のシルエットが足元に優雅さを加味
英国のロックミュージシャンの美学を体現した「マンチェスター」は、スリムなシルエットがエレガンスを際立たせる2アイレットのダービーシューズ。スカやフィフティーズの匂いを感じるブラック&ホワイトのコンビもお薦めだ。
3. チャーチ/アウトドアルーツのデザートブーツをリファイン
デザートブーツにコンテンポラリーな解釈を加え、すっきりと細身のシルエットに仕上げた新作の「ルイス」。ヌバックならではの品のいいルックスに、フルライニング仕様で耐久性を確保しているのもいい。
4. セルジオ ロッシ/端正なローファーにボリュームソールが絶妙にマッチ
アイコンシューズ「sr1」でおなじみのプレートを、後ろのかかと部分にさり気なくアタッチしたローファー。ボリューミーなソールとボルドーカラーの端正なアッパーとのコントラストがインパクト満点。