降り止まない雨が鬱陶しく、気分も滅入りがちな梅雨のシーズン。だが、洒脱で高機能なレインアイテムさえあれば、話は別。この季節ならではの装いを快適に満喫できるはずだ。【2023夏の最上級ギア#18】ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)のブーツ。
洒脱で持続可能な未来のために選ぶ1足
防水性に履き心地、ファッション性など、レインブーツを選ぶ際のポイントはいくつかある。
どれも外したくないが、ボッテガ・ヴェネタはそこに新たなポイントを提示した。それはサステナビリティ、すなわち持続可能性である。
2020年秋冬コレクションにてボッテガ・ヴェネタが初披露した「パドルブーツ」は、素材に生分解性ポリマーを使用。
生分解とは微生物によって分解され、最終的には水と二酸化炭素になる、つまり土へと還るということだ。
製造過程で発生する規格外品や余剰材も再利用が可能であり、発生する廃棄物が非常に少なく、高い持続可能性を実現している。射出成形による一体構造で防水性も十分な、最上級レインブーツだ。
ファッション性と機能性を兼ね備えたレインブーツ
ボリュームのあるコロンとした独特のフォルムとアンクル丈が、装いのアクセントにうってつけな「パドルブーツ」。
ジャスティン・ビーバーやエイサップ・ファーグといった、ファッショニスタのセレブにも愛用者が多い。鮮やかなグラスカラーをはじめ、全8色とカラー展開も豊富だ。
インソールとアウトソールを合わせて約5.5cmもの厚みがあり、リフトアップ効果も高い。
またアッパーからアウトソールまで接ぎ目のないワンピース構造ゆえ、防水性や耐久性も申し分なしだ。
インソールはクッション性に優れており、快適な履き心地を約束。持続可能性だけなく、レインブーツとしての機能性やファッション性も高いレベルをキープしている。