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2023.01.13

エルメスの名作バッグ・ケリー&バーキンをモチーフにした比類なきジュエリー

連載「I Don’t WEAR Jewelry. I WEAR Art」。今回は、全世界の女性が憧れる名作バッグをジュエリーに落としこんだ「エルメス」。

“絵”になるジュエリー「エルメス」

たったひとつのパーツだけで、エルメスとわかる

数あるメゾンのなかでも、比類なき存在。生みだされたいくつもの名作は、多くの時代を超えてきた。バッグ「ケリー」はその象徴的な存在だ。誕生は1930年。「オータクロア」の系譜を継ぐバッグとして登場し、ハリウッド女優からモナコ王妃となったグレース・ケリーが愛用したことから、その名を冠するようになった。

デザインにおいて目を惹くのは、フラップを留める「トゥレ・クラスプ」。その留め具のモチーフをブレスレットにアレンジしたのが「ケリー・グルメット」だ。馬具の銜(くつわ)に用いるグルメット・チェーンと組み合わせ、41粒のダイヤモンドをセット。これが何であるか。名を語らずとも、きっとわかるはずだ。

エルメスのブレスレット

ブレスレット ¥1,969,000、シャツ、パンツ〈ともに参考商品〉、タイ ¥135,300、スマートフォンケース ¥685,300(すべてエルメス/エルメスジャポン TEL:03-3569-3300)

シルエットに惹かれ、精巧なつくりにため息をつく

その存在に気づいた時、女性はきっと色めき立つはず。クロスさせたチェーンの先にあるのは、なんとも小さなバッグ「バーキン」。2012年のハイジュエリーコレクションで誕生したシリーズ。本体にはピンクゴールドによるチェーンが採用されている。ニットのように繊細かつ精密につながれたチェーンが、「バーキン」の象徴的なシルエットを表現する。

そしてフラップを留めるクラスプとストラップには、合計1.17カラットものダイヤモンドが施される。ハンドルまで精巧に再現している洗練されたそのデザインが、ひと目でそれとわかるのは名作「バーキン」ゆえ。チェーンにあしらわれている「シェーヌ・ダンクル」も、そのアイコニックな印象を強める。

エルメスのネックレス

ネックレス ¥8,404,000、ニット ¥135,300、パンツ ¥1,177,000、スカーフ ¥57,200(すべてエルメス/エルメスジャポン TEL:03-3569-3300)

 
■連載「I Don’t WEAR Jewelry. I WEAR Art」とは……
時にファッションとして、時にシンボルとして、またはアートに……。ジュエリーを身につける理由は、実にさまざまだ。だが、そのどれもがアイデンティティの表明であり、身につけた日々は、つまり人生の足跡。そんな価値あるジュエリーを紹介する。

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過去連載記事

TEXT=安岡将文

PHOTOGRAPH=秦淳司

STYLING=櫻井賢之

HAIR&MAKE-UP=MAKOTO(juice)

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