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ENTERTAINMENT

2022.01.06

【滝藤賢一】心があったかくなる洋画まとめ──連載「映画独り語り座」

俳優・滝藤賢一による本誌連載「滝藤賢一の映画独り語り座」。約6年にわたり続いている人気コラムにて、これまで紹介した映画の数々を編集部がテーマごとにピックアップ。この年末年始に、あなたの人生と共鳴する一本をご提案! 今回は、心温まる洋画編

『グッバイ、リチャード!』

『グッバイ、リチャード!』

自分の余命を知った時、残された人生をいかに生きるか

皆さまに理想の男性像があるように、滝藤にも憧れの俳優が何人もおります。

例えばこのコラムでたびたび言及してきたゲイリー・オールドマンやジャン・レノ。今回紹介する映画『グッバイ、リチャード!』の主役を務めるジョニー・デップもまた、学生時代から刺激を受け続ける存在です。

今回の作品、インディーズなんですね。『シザーハンズ』『チャーリーとチョコレート工場』そして、『パイレーツ・オブ・カリビアン』などメジャー作品で、まるで漫画のようなキャラクターで印象に残る彼がインディーズに出る。しかも、何でもない大学教授役をサラッとこなす。力を見せつけますね。

そして、彼はまたジャック・スパロウの扮装をして、難病の子供たちの病院に慰安訪問も行っている。自分がこの世に生まれてきた役割を理解し、全うしているように感じます。人間性も素晴らしく憧れの存在です。

この映画、英文学の教授が、余命宣告されるところから始まります。治療をしなければ、持って半年。治療をすれば1年から1年半は生きられるが、苦痛を伴う。さあ、皆さまならどうしますか――。

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『ビンセントが教えてくれたこと』

『ビンセントが教えてくれたこと』

ビル・マーレイはまさしく演技の教科書だ!

夏、海や山を目指して張り切る方も多いかと思います。僕の夏休みの目下の課題は“昆虫採集”ですが、それには実は深いワケがありまして、また時期が来ましたら詳しくご紹介できるかと思います。

さて、僕は子供の頃、今回の主人公を演じたビル・マーレイを『ゴーストバスターズ』の人として認識していました。その影響からなのか、僕と世代の近いウェス・アンダーソンやソフィア・コッポラといった、アメリカのいわゆるセンスのいい監督たちに引っ張りだこの俳優です。本作のセオドア・メルフィ監督もこの長編デビュー作にどうしても彼に出てほしくて、飛行場で待ち伏せして出演交渉したらしいです。

人気の理由は、ファーストシーンでわかります。変な方向を見ながらクソつまらないジョークを言うんですけど、あまりに寒くて周囲が凍りつく、その光景が面白い。何をしでかすかわからないひねくれ者なのに、なぜか憎めない。コメディー出身だからか笑いの表現の仕方が絶妙。映画自体もリズムがすごくいい――。

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『ワンダー 君は太陽』

『ワンダー 君は太陽』

休日に家族で観てほしい映画部門の殿堂入りです!

滝藤、ずっとジュリア・ロバーツが苦手でした。『プリティ・ウーマン』も『ペリカン文書』もいろいろと観ましたが、「ザ・ジュリア!」と言いたくなるようなスター感に惑わされ、物語のディテールを忘れさせてしまう力に何だか違和感を感じていたのです。

この作品も、担当編集者から薦められ、しぶしぶ観たのですが、なんと、なんと! ジュリア・ロバーツも作品も抜群でした! 一生観ずに終わったんじゃないかと思うとゾッとします。

彼女が演じたのは、トリーチャー・コリンズ症候群の息子を抱えるお母さん。遺伝子がひとつ欠けているだけで、顔の骨が変形する症状だそうですが、外見が他の子と違うから、学校で露骨な嫌がらせを受けます――。

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『家へ帰ろう』

『家へ帰ろう』

壮絶な過去と向き合い、かけがえのない親友との再会を夢見て旅に出る

普段は激務に励む皆様も、年末年始は、普段会えない親族や友人にお会いになっているのではないでしょうか。今回は、そんな時節柄にぴったりな作品『家へ帰ろう』をご紹介します。

主人公は、88歳の仕立て職人・アブラハム。娘たちに老人ホームに入居させられることになったその前日、親族が勢揃いします。アブラハムは6人の孫と記念撮影をして、その写真を老人ホームの奴らに見せつけてやるんだと、何ともひねくれたじい様っぷり。しかし、どうしても嫌がる孫娘がひとり。そこで始まるのが、孫娘とのお金の交渉。「iPhone、買ってくれたら一緒に写真撮ってあげてもいい」この孫娘のひねくれっぷりも相当ですよ(笑)。映画冒頭、何が始まるのかわからないなか、このやり取りが面白くて、一気に引きこまれてしまいました――。

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Kenichi Takitoh
1976年愛知県生まれ。初のスタイルブック『『服と賢一 滝藤賢一の「私服」着こなし218』』(主婦と生活社刊)が発売中。滝藤さんが植物愛を語る『趣味の園芸』(NHK Eテレ)も放送中。

COMPOSITION=金原由佳

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