英国プレミアム・カーとして世界中にファンを持つMINI。今季、ブランド初となるクロスオーバー・タイプの電気自動車コンセプトカー「MINI Concept Aceman」が発表され注目を浴びている。
次世代のMINIが目指す“カリスマティック・シンプリシティ”とは
デザイン部門責任者を務めるオリバー・ハイルマー氏は次世代MINIの可能性をこう語る。
「特徴をひと言で言い表すなら“カリスマティック・シンプリシティ”。最先端のデジタル・インテリア体験、それにレザーやクロームを用いない新素材を活用することで、革新性を表現しました」。
つまり、完全電動化の将来に向け、MINIが志向する電気によるゴーカート・フィーリングや没入できるデジタル体験、そして最小限の環境負荷といったこだわりがカタチとなっているのだ。
さらにハイルマー氏はつけ加える。
「小型ボディゆえ道路上では場所をとらず、小型バッテリーゆえ車内は広く快適。そしてエモーショナルな点をぜひ見てほしい」
時代とともに進化を続けるMINI。そのコンセプトづくりにはビジネスのヒントがある。
OLIVER HEILMER
1975年ミュンヘン生まれ。プフォルツハイム大学デザイン学部輸送機器デザイン専攻。2000年BMW AGに入社。BMWのインテリア・デザイン部門などを歴任。2016年BMWグループ・デザイン・ワークス所長を経て、2017年からMINIデザイン部門の責任者に就任。
MINI CONCEPT ACEMAN
MINIの伝統を引き継ぎつつ、未来のビークルとして新たな可能性を模索した次世代電気自動車コンセプトカーの第1弾。先進的なボディカラーに加えマッチョな車両デザイン、そして電子技術がもたらす新しいデジタル・インテリア体験を一体化させたデザインがポイント。
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MINI カスタマー・インタラクション・センター TEL:0120-3298-14