ジェームズ・ボンドよろしく過剰性能を乗りこなしてこそ、タフな男というもの。タフなクルマを乗りこなすことで、必然と“仕事”と“スタイル”にも余裕が生まれる。電動化政策が推し進められる昨今、内燃機関の気持ちよさを再考! 鼓動感と味わい深さ際立つ爆発が楽しめる最後のチャンスだ。
GR/ヤリス
GRの本気が宿る魂の3気筒エンジン
市販車を強化してスポーツカーを造るのではなく、レースに勝つためのマシンを造って、市販車へと落とし込む、まさに「逆転の発想」から生まれたスポーツカー。ベースモデルの実用性や量産性が極まれば極まるほど、スポーツモデルのタフネスぶりは顕著になる。GRヤリスはその好例だ。特に専用開発された直3エンジンの設計が素晴らしい。ラリーでの使用を念頭に細かなスペックを積み上げて、豊田章男社長自らテストしたという。エンジンフィールの分かるタフな乗り手に。
Specification RZ ハイパフォーマンス
エンジン:1.6ℓ直列3気筒+ターボ
最高出力:272ps/6500rpm
最大トルク:370Nm/3000-4600rpm
価格:¥4,560,000~[税込]
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トヨタ自動車お客様相談センター TEL:0800-700-7700
LEXUS/LC500 コンバーチブル
自然吸気が味わえる官能的V8バイブス
思いもよらない場所で思いもよらない物に出合うと人は感動する。その落差が激しければ激しいほどに。この世界でも有数の流麗なLC500コンバーチブルの心臓部は、今となっては絶滅寸前の大排気量自然吸気エンジンである。近い将来、確実に新車で選ぶことができなくなるタフな5ℓV8エンジンを積んだ。そのパフォーマンスはもちろん、トップを開けてエグゾーストノートを聞くだけで活力が湧く。タフな男の休日にお似合いのコンバーチブルだ。
Specification LC500コンバーチブル
エンジン:5ℓV型8気筒
最高出力:477ps/7100rpm
最大トルク:540Nm/4800rpm
価格:¥15,000,000~[税込]
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LAMBORGHINI/アヴェンタドール
大排気量ミッドシップのファイナルモデル
ドライバーの背後に巨大な12気筒エンジンを縦に積み、トランスミッションはキャビンに向けて配置。このユニークなレイアウトこそ、今から50年前にスーパーカーの象徴というべきスタイリングを生みだした「カウンタック」だ。その血を現代へと受け継ぐモデルがアヴェンタドールで、すでに10年以上も生産されている。累計生産台数は1万台を突破。最終仕様のSVJにはタフな場面で威力を発揮する優れた空力システムが備わる。
Specification SVJ
エンジン:6.5ℓV型12気筒
最高出力:770hp/8500rpm
最大トルク:720Nm/6750rpm
価格:¥57,270,000~[税込]
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ランボルギーニカスタマーサービス TEL:0120-988-889