ジェームズ・ボンドよろしく過剰性能を乗りこなしてこそ、タフな男というもの。タフなクルマを乗りこなすことで、必然と“仕事”と“スタイル”にも余裕が生まれる。オリジン、スポーツ、マッチョ(タフネス4駆)、エンジン……。いずれも一度は乗りたい、ハードコアモデルを一挙紹介。タフな男には、タフなクルマが必要だ。
GR/スープラ
走りの愉しさが詰まったファン・トゥ・スポーツ
運転する歓びを前面に押しだしたモデル展開で世界中のクルマ好きを魅了するトヨタのサブブランド“GR”。イメージはル・マンやニュルブルクリンクといった世界有数の耐久レースシーンに直結している。GRブランドとして初の専売車となったのがスープラで、モデルとしてはこれが第五世代である。スープラの伝統といえば“ストレート6+FR”のGTスポーツカーであり、そのパッケージ自体が今や貴重。それゆえ乗りこなすにはかなりのタフネスが要求される。
Specification RZ
最高出力:387ps/5800rpm
最大トルク:500Nm/1800-5000rpm
エンジン:3ℓ直列6気筒ターボ
0→100km/h加速:4.1秒
価格:¥7,313,000~[税込]
問い合わせ
トヨタ自動車お客様相談センター TEL:0800-700-7700
BMW/M4クーペ
進化の幅は顔だけじゃない! 超絶性能を得たM4
BMWブランドにおいては、その妥協なきパフォーマンススペックと結果的に提供されるドライビングファンという点において最もタフな存在を“M”の一文字で表す。なかでもMハイパフォーマンスモデル群は、パワートレーンはもとよりボディやシャシーも専用設計というタフな造りでクルマ好き垂涎の的。4シリーズベースのM4クーペはセダンのM3と並んで中核モデルと言っていい。実用からサーキットまでをこなすタフネスぶりでマニアを魅了する。
Specification ベースグレード
最高出力:480ps/6520rpm
最大トルク:550Nm/2650-6130rpm
エンジン:3ℓ直列6気筒ツインターボ
0→100km/h加速:3.9秒
価格:¥12,980,000~[税込]
問い合わせ
BMWカスタマー・インタラクション・センター TEL:0120-269-437
ASTON MARTIN/DBX
その身のこなしはまるでスポーツカー
喩(たと)えて言うならサヴィル・ロウの老舗仕立屋が作った最新トレンドのスポーツウェア、だろうか。それゆえ乗りこなす側にも相応のタフで完成された人間性が求められそうなものだが、アストンマーティン初のSUVであるDBXは、ブランドの高性能なスポーツカー群とは違って、もう少し器量も大きく、実用性にも長けたモデルだ。真のビジネスエグゼクティブならオンとオフで使い分けもできるだろう。
Specification ベースグレード
最高出力:550ps/6500rpm
最大トルク:700Nm/2200-5000rpm
エンジン:4ℓV型8気筒ツインターボ
0→100km/h加速:4.5秒
価格:¥22,995,000~[税込]
問い合わせ
アストンマーティンジャパン TEL:03-5797-7281