今回ゲーテでは、熊谷正寿氏所有のジュリアン・オピー作品が飾られた、GMOのオフィスに潜入取材を行った。その取材の貴重なアートコレクションの写真を一挙公開する。熊谷正寿氏のインタビューはこちら。
熊谷正寿氏コレクションのアートを一挙見!
グループ本社ビルのエントランスに置かれた『People. 14.』。LEDで人物が表示され来客を歓迎。
廊下の『Julian and Suzanne walking.』はガラス張りの打ち合わせルームからも覗けて、打ち合わせ中のパートナーたちを和ませる。
渋谷フクラスビルオフィス、受付横のラウンジスペースには『Paul 1.』『Jada 1.』『Amelia 1.』『Kiri 2.』『Mark 2.』と色とりどりの立体作品が華やかに5つ並ぶ。
『Watching Suzanne(front)』が壁を賑やかに。
ガラス張りの打ち合わせルームの『Walking in Southwark. 1.』
特別な応接室の壁に飾られた立体作品『Running 1.』。この空間のために作られたコミッションワーク。
鮮やかなオレンジが映える『_OMP3045.jpg.ai.』。
受付前には『Eric and Sarah.5.』(右)と、アニメーション作品の『Jennifer walking』が並ぶ。過去にオフィスを一般公開し、展示作品を誰でも見ることができるようにしたことも。
右:バンクシー『Bomb Love Over Radar』。2001年にイーストロンドンの壁に描かれた壁画『Bomb Love』の版画作品で、この赤いレーダーマークがついたものは世界にひとつだけ。少女がぬいぐるみを抱くように爆弾を抱いている姿に強いメッセージ性が感じられる。世界初公開作品。
中央:バンクシー『風船と少女』。ロンドンサザビーズのオークションでシュレッターにかけられたことでも有名な版画作品。バンクシーが関係者への販売時のみにつける「♡」のサインが入っている希少なもの。
左:バンクシー『花束を投げる暴徒』。板の上に直接スプレーペイントされ、こちらも世界に1点しか存在しない。イギリス、マンチェスター市立美術館に長年所蔵されてきた。
【特集 アート2023】