U-NEXT HOLDINGS 代表取締役社長CEO 宇野康秀氏の心を掴み続ける「S級グルメ」を紹介。【特集 心震えるS級グルメ】

数ヵ月に1回は通っている“心の台所”
初めて食べた高級中華、地下に潜む老舗のイタリアンなど、その味に懐かしさやさまざまな思い出が蘇るのが、U-NEXT HOLDINGS 代表取締役社長CEO 宇野康秀氏のS級グルメだ。
大学時代の友人に連れられ訪れてから今も数ヵ月に1度は訪れるのが、1954年創業の六本木の老舗イタリアン「六本木シシリア」。
店舗は六本木の交差点のすぐ近くだが、細い階段を下りれば喧騒を忘れさせる密やかな空間が。宇野氏がここに来る目的は、四角く極薄の生地が特徴の六本木シシリアならではのピッツァパイ。
「昔からずっと変わらないのが、このピッツァパイ。パリパリの薄い生地を食べるたびに、いつも懐かしい気持ちになるんです」
一枚一枚手ごねで作られる生地は、極薄ながらしっかりとした歯ごたえとともにカリカリに焼けた食感を楽しめる。あわせるのはもちろん赤ワイン。
「シシリアならではのこの薄いピッツァなら、何枚でも食べられます(笑)」
また大学受験で上京した時に、叔父夫婦に連れて行ってもらい衝撃を受けたのが、中華料理「登龍 麻布店」。麻布十番の商店街の一角という立地ながら、上質な食材ととことん手間をかけた味を求めて、大物芸能人や歴代首相がふらっと訪れたり出前をオーダーしたりするという、まさに“VIPの町中華”と呼ばれるのがこの店だ。
「東京で食べた初めての中華料理だったんです。美味しさはもちろん、当時の僕にとってはその値段の高さも驚きでした(笑)」
その出会い以来、今も必ずオーダーするのは炒韮皇麺(ニラソバ)だ。
「あっさりしながらもコクがあるスープの味はもちろん、たっぷりのったニラときくらげの食感と風味がたまらないんです」
スープは老鶏と豚骨の髄まで長時間じっくり煮込み、毎日一から作る濃厚なスープをベースに、熟成醤油で仕上げる。そこにコシの強い特性熟成ちぢれ細麺をあわせた、それだけでも充分美味しいそばに、本来一品料理となる国産最高級のニラときくらげ炒めをのせるという贅沢な一品だ。
さらに「スープが良く絡んだ春雨はピリ辛の味付けなので、ご飯とともに食べると最高です」というのが炒春雨。本来4~5分で充分なところ、4~5時間をかけじっくりもどしたコシの強い春雨を、最高部位を使用した牛ひき肉を特製の豆板醤とニンニク油で炒めている。つけ合わせの青唐辛子は、酢醤油をかけることで辛みがマイルドになり、味変にもってこい。
いつの時代も変わらない味に懐かしさを感じ、思いがけない出会いがもたらす極上の味を堪能する。多忙な日々の中、そんなひと時を楽しむのが宇野氏のS級グルメなのだ。
宇野康秀のS級グルメ3選
1.かつての自分を思い出す、昔も今も変わらない大切な味
六本木シシリア「ピッツァパイ」
角形で極薄の生地という、他ではなかなか見ることのない独特のスタイルは、宇野氏初めて訪れた時と変わらず。ひとりで2~3枚食べる人もいるほど。10種類あるなかで、特に人気なのがミックスとアンチョビ。

2.あの大物芸能人も歴代首相も虜にする“VIPの町中華”
登龍 麻布店「炒韮皇麺」
「炒韮皇麺」(ニラソバ)の濃厚なスープは、継ぎ足しせず毎日数時間かけて一から作る。ちぢれ麺の上には臭みのないシャキシャキのニラときくらげ炒めが。その食感と風味をアツアツのうちに楽しみたい。
宇野氏のもうひとつのお気に入りメニューが、「炒春雨」(挽肉と春雨の辛し炒め)。時間をかけじっくり戻した春雨にスープがからみ、特製豆板醤とニンニク油で炒めた最高級部位を使った牛挽肉は旨みたっぷり。ご飯が進む逸品。
3.食通の勘で自ら見つけた、自分史上最高のホルモン
銀座 王十里「特上ホルモン、特上ミノ」
宇野氏の食通としての勘が働きS級となった味もある。それが銀座「王十里」の特上ホルモンと特上ミノだ。
「ある日たまたまお店の前を通りかかり、ふと入ったお店。でもこれが、圧倒的においしかったんです」と絶賛する特上ホルモンと特上ミノは、最高の材料を最良の状態で提供するため、お店のスタッフが目の前で焼き上げる。
「ホルモンはぷりぷりなのに脂がしつこくない。ミノも歯切れよく、その歯ごたえがたまらないんです」

1963年大阪府生まれ。1998年大阪有線放送社(現 U-NEXT HOLDINGS)代表取締役に就任。2010年USENからU-NEXTを分社化。トライアスロン日本代表として世界選手権出場経験も。



