中田英寿氏が主催する日本酒の祭典「CRAFT SAKEWEEK2025」。最終日に集結する、予約の取れない名店&チーム十四代を一挙紹介。

フレンチ|東京・日本橋「ASAHINA Gastronome」
フレンチの古典を深めつつ絵画のように美しい料理でミシュラン2つ星に輝く「ASAHINA Gastronome」。シェフの朝比奈悟氏は、2023年に甘くない軽食「セイボリー」をコースで提供する「Galerie ASAHINA」を六本木ヒルズにオープン。今回、提供される「フムス」や「サーモンのタルタル」などは、そんなセイボリーのスタイルで食材や盛りつけに朝比奈氏らしいアイデアを盛りこんだ美しさと美味しさを両立させたおつまみだ。

イタリアン|東京・南青山「malca」
恵比寿のイタリアン「TACUBO」で修業後、26歳で独立した北野司氏。実家は兵庫県淡路島の鮮魚店を営む。神戸牛のトップ生産者、山崎牧場とも深い縁があり、一頭買いして炭火焼きや煮込みなど各部位を余すところなく活かした料理で評判を呼んでいる。当日はボロネーゼやスネ肉の煮込みなど自慢の神戸牛メニューはもちろんのこと、地元の淡路島産釜揚げしらすを使ったオムレツも日本酒に合うアレンジで提供する。

日本料理|東京・日比谷「帝国ホテル 寅黒」
「寅黒」は帝国ホテルが伝統と革新をテーマにした現代の和食を世界に発信すべく、ミシュラン3つ星の日本料理「神楽坂 石かわ」「虎白」を擁する石川グループの監修で2021年にオープンさせた話題の店舗。料理長は両店で10年以上の研鑽を積んだ鷹見将志氏が務めている。会場では多彩な食材と料理法の組み合わせで、スペシャリテの「あん肝ポン酢ジュレ」のほか、春爛漫の季節と品格に満ちた美しい料理を披露する。

焼鳥|東京・南青山「南青山 七鳥目」
店主の川名直樹氏は、割烹料理店で基礎を学び、焼鳥の名店に通って独学で腕を磨いた研究肌。適度な弾力とコクがありながらも身質の繊細さが特徴の京赤地鶏を中心に使用し、その繊細さを表現するべく丁寧な仕込みによって旨みを最大限に引きだしている。今回はフランス原産の大きく濃厚なウズラ卵「エル・フランス」の串や、コースの最後に提供しているこだわりのパイタンラーメンも販売する。

焼肉|東京・恵比寿「蕃 YORONIKU」
人気クラブのオーナー&DJだった桑原VANNE秀幸氏と料理長の川﨑優太氏が唯一無二の美味しさ、楽しさを追究する和牛料理店「蕃 YORONIKU」。肉の切りつけや部位、味わい方などに応じた火入れの工夫、そして脇役の野菜使いにもこだわるなど「美味しい、楽しい」のハードルを上げながら進化し続けフーディーたちを魅了する。世界のセレブリティも味わった名物「トリュフすき焼き」や超裏メニューは必食だ。

全国から集結するチーム十四代

CRAFT SAKE WEEK 2025
日時:2025年4月18日(金)~29日(火・祝)15:00〜22:00(L.O.21:30)、土曜・日曜・祝日12:00〜21:00(L.O.20:30)
場所:六本木ヒルズアリーナ
料金:スターターセット¥4,200(オリジナル酒器グラス+飲食用コイン12枚)
※2回目以降の来場の際は、スターターキットの酒器グラスを持参すると、追加コイン購入のみで楽しめる。
HP:http://craftsakeweek.com
日替わりのテーマに合わせて酒蔵が登場。18日「泡の幕開け」/19日「SAKEテロワール」/20日「進化する伝統」/21日「SAKEの自由形」/22日「SAKE TRIP」/23日「歴史が醸す一献」/24日「新風SAKE」/25日「SAKE DIVERSITY」/26日「SAKEレジェンド」/27日「ジューシーフレッ酒」/28日「職人が愛するSAKE」/29日「チーム十四代」。