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2024.01.07

無類のカレー好き・松尾貴史を魅了した絶品カレー6選

“個性派俳優”だが、その言葉だけで括るには「ちょっと違和感」がある。コメンテーターでエッセイスト、そして無類のカレー好き。そんな松尾貴史氏を魅了する、2023年版“六福神カレー”とは。【特集 最上級のB級グルメ】

松尾貴史カレーコラムのイラスト
Illustration=祖田雅弘

カレー好きという自分の個性も人生のご褒美だと思う

“推しグルメ”を公言する芸能人は珍しくないが、松尾貴史氏の場合は、いい意味でかなり特殊である。幼少期から踏んできた“場数”は桁違い。カレーに注いできた愛情の深さには並々ならぬものがある。毎週、数回はカレーを食べる生活を何十年も続けているが、その情熱はどこから来るのだろう。

「情熱という大げさなことではなく、単純に好きということに尽きると思います。わざわざネットで情報を集めることもしませんし、移動の合間とか、空き時間に見つけたお店にふらっと行く感じです。

カレーに目覚めたきっかけは中学生の頃。通っていた神戸の『サンボア』という西宮北口にあったお店ですが、もっと遡ると、父親がたまに連れて行ってくれた三宮の『オリエンタルホテル』のカレーも思い出深いです。まだ子供だったので白いご飯が見えなくなるまでカレーを混ぜてほしいと父親にねだったりね(笑)。

僕は美味しいカレーはすべて人生のご褒美だと思っていますが、ここのカレーを食べるとやる気が湧いてくるというのが、キムラ緑子さんが教えてくれた、彼女が昔アルバイトをしていた京都の『カレー専門店 ビィヤント』のカツカレーの辛口。心身が浄化されるような不思議な個性があって、無性に食べたくなる時があります。

日常に寄り添う系のカレーなら、鎌倉の『極楽カリー』も好きですね。手前カレーで恐縮ですが(笑)、僕は『般゜若(ぱんにゃ)』というカレー店を下北沢に営んでいて、毎日食べたいと思えるカレーを目指しているので、自然と親しみを感じるのかもしれません」

2023年に心に残った一皿といえば「ちょっとびっくりしたのは鎌倉の『TOMATO or SPINACH by YOGORO』。鉄鍋で運ばれるカレーは、鮮烈な香りが印象的です。美味しいのはもちろん、お得感にもびっくりしたのは横浜の『デリーダイニング』。ランチのビュッフェが最高で、プラス料金でタンドリーチキンがつくのですが、これが絶品!

変わったところだと、久しぶりに食べた日本橋の鉄板焼き店『紅花別館』のココットカレーもスパイシーで美味しかった。あと、パルコ劇場での公演中、足が向くのが渋谷の『マリーアイランガニー』。ポークもチキンもとびきり美味しいです」

カレーが好きという自分の個性ももはや人生のご褒美だと思う、と松尾氏。今日もどこかの街のカレー店で、新しい発見に心を弾ませているはずだ。

松尾貴史/Takashi Matsuo
1960年兵庫県生まれ。俳優、エッセイストなど幅広い分野で活躍。下北沢のカレー店『般゜若』の店主。2024年1月10日から舞台『斑鳩の王子-戯史 聖徳太子伝』に出演する。

【特集 最上級のB級グルメ】

この記事はGOETHE 2024年2月号「特集:最上級のB級グルメ」に掲載。▶︎▶︎購入はこちら

TEXT=小寺慶子

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