ジャンルを問わず、さまざまな肉自慢の店がオープンするなかで旬店のアップデートは必須。2022年に行くべき注目店を厳選してご紹介! 【衝撃の肉特集はこちら】
博多を代表するもつ料理の名店へ!
ストレートな店名からもわかるとおり、主役はタンとテール。店主の瀧内雅紀さんが、かつての修業先で「親父さんが気が向いた時にだけお客さんに出していた」というテール鍋は、季節を問わずに注文が入る看板料理だ。関東で見かけるそれとは異なり、ごろんとした立派な骨つきのテールが入った鍋のスープは、黄金色に輝き、ひと口飲むと旨味の凝縮感に陶然とする。
牛テールは週に28頭分を仕入れるというから、その人気ぶりは推して知るべし。丁寧な下処理が施された牛テールはシンプルな塩焼きでも提供しているが、一番大きいもので大人の拳以上ある牛テール焼きもここでしか味わうことのできない逸品だ。
他に特製ソースで焼くサガリや約2ヵ月熟成させた牛タンなど肉好き垂涎のメニューのオンパレード。別腹のやきめしや手包みの焼き餃子といった鍋以外の料理も充実している。テーブル席のほか店奥には小上がりもあるので、気心の知れた仲間と博多の肉の宴を満喫したい。
Tongue Tail Fuji
住所:福岡県福岡市中央区赤坂3-13-33
TEL:092-752-0073
営業時間:17:00~22:30
定休日:月曜、日曜(月に2回)
席数:48席、個室1室
料金:コース¥3,500~ほか
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