エルメスが「アルソー ルゥール ドゥ ラ リュンヌ」の新作3モデルを発表。いずれも天空のイメージから名づけられ、優美なデザインに仕上げられているのが特徴だ。

エルメスの高い芸術性が散りばめられたダイアルに独創的なムーンフェイズ
「伝統的な時計製造の枠を超え、新たな視点で時間に大胆かつ意外性のある表情を与える」
時計製造へのそんな想いが込められたエルメスのウォッチ。今回新たに「アルソー ルゥール ドゥ ラ リュンヌ」コレクションに、「ブルーグレームーン」、「ヴェスタ」、「エルグ・チェフ」という3つのモデルが加わった。
ダイヤルはメテオライト製で、「ブルーグレームーン」はホワイトゴールドケース×ブルーのチタンベゼル、「ヴェスタ」はピンクゴールドケース×グレーのチタンベゼル、「エルグ・チェフ」はホワイトゴールドケース×ピンクゴールドのベゼルというように、それぞれ異なる素材を組み合わせたツートーンのケースとラグを備えている。
ムーンフェイズはナチュラルホワイトのマザー・オブ・パール。時刻と日付を表示するモバイルカウンターが、59日間をかけてダイヤルを1周し、12時と6時位置のふたつのムーンフェイズを通過することで、北半球と南半球それぞれの月の満ち欠けを表現する仕組みだ。
片方の南の月(12時の位置)には、エルメスを代表するデザイナーであるディミトリ・リバルチェンコ氏によるモチーフ「満月のペガサス」を転写されており、デザインに「馬」をさりげなく落としこむエルメスらしい遊び心も垣間見える。
また、ムーブメントには自社製キャリバー「H1837」を搭載し、サーキュラーグレインおよびスネイル仕上げの地板、サテン仕上げのブリッジやローターにはエルメスの頭文字を形どった「H」のモチーフなどが施されている。
ストラップはエルメスの職人技が光る、アリゲーター・マットのレザー製。「ブルーグレームーン」にはブルー・アビスを、「ヴェスタ」と「エルグ・チェフ」にはグラファイトを配色している。
3モデルとも世界限定12本。エルメスの時の解釈を体現した唯一無二の逸品だ。
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