時計生産の本場、スイスに勝るとも劣らないモノづくり。誉れ高き日本の時計を腕に纏い、今再び、国産の底力を見つめ直す。今回紹介するのは、カシオの「G-SHOCK MRG-B5000BA」。
時計界のレジェンドが再び動きだす
G-SHOCKは、世界の時計史においても非常に大きな意味を持つ。その誕生は1983年で、腕時計とユースカルチャーを結びつけることでライフスタイルツールとして昇華させた。その耐衝撃性能というコンセプトや当時としては異例な大型サイズも含め、腕時計の世界に新しい価値観をもたらしており、スイス時計業界の重鎮の間でもG-SHOCKの功績を認める声は多い。
G-SHOCKは毎年さまざまなモデルをリリースするが、聖域となるのが初代「DW-5000C」。この型番を冠するモデルは、G-SHOCKのなかでも特別な意味があるという。「MRG-B5000BA」は、そのひとつで、初代モデルのデザインやスタイルはそのままに、チタンケース化したもの。
単なる懐古主義ではなく、時代に合わせたアップデートをしており、例えばケースは多パーツ構造にすることで細部への磨きこみを可能にし、それに合わせて耐衝撃構造を開発。さらに、電波受信とブルートゥースを使ったスマートフォン連動という高精度技術も採用した。カラーリングは水墨画などに用いられる青墨をイメージしており、その姿には静謐な美しさがある。G-SHOCKを超えることができるのは、やはりG-SHOCKだけなのだ
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