なぜ、人は高級腕時計を必要とするのか? ライフスタイルが変化し、新しい働き方やモノとの付き合い方が出てきている今こそ、改めて「自分にとっての腕時計を身につける喜びや幸せ」について考えてみるいい機会なのではないだろうか。今回は、IWCの「ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー 42」を紹介する。
優等生が見せる新しい色気
携帯電話が誕生して以降、「腕時計は不要」という声が広がった。スマートフォンの時代になり、その傾向はますます大きくなるかのように思われたが、意外にも以前より高級時計が売れている。それはなぜか? 時刻を知るための道具というルールから逃れた結果、時計は装飾品として多様な進化を遂げることが可能になり、創造性豊かな時計が多くつくられるようになったからではないだろうか。
特に顕著なのが色使いだ。時計が装飾品となってからは、ブランド側もユーザー側もアクセサリー的に色を楽しむようになった。そしてその流れは、骨太な時計づくりを身上とするIWCさえも取りこんでしまった。
ベゼルを細くすることで生まれるすっきりとした顔が特徴の「ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー 42」は、その広々としたダイヤルに、深みのある美しいグリーンを採用した。そして表面には繊細なサンレイ仕上げを施しており、光によって美しく濃淡を変える。
ドイツ語圏のシャフハウゼンに拠点を構えるIWCは、機能美的デザインを得意とする。しかしそこにカラーダイヤルという魔法をかけると、また新たな表情が見えてくる。
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