2021年も高級ウォッチブランドから続々と届く新作情報。その中から、新鮮な驚きや価格以上の満足感が味わえる”活きのいい”モデルを厳選! 連載第75回は、タグ・ホイヤーの「タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02 ジャパン ブラックエディション」を取り上げる。
ブラック×グリーンのコンビネーションによる特別感
高級時計の世界で人気が定着しつつある、フルブラックの腕時計。誰もが知る定番であっても、黒を纏うことで表情が様変わりするため、限定モデルなどで採用される機会が増えている。ここで紹介する「タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02 ジャパン ブラックエディション」も然りである。
今回のベースモデルは、2020年の登場から間もなく人気モデルの仲間入りを果たした「タグ・ホイヤー カレラ スポーツ クロノグラフ」。自社製の自動巻きクロノグラフ専用ムーブメント「キャリバー ホイヤー 02 」と搭載する44mm径のクロノグラフは、すでに定番モデルのような雰囲気を身につけている。
さて、本題に入ろう。こちらの日本限定300本のスペシャルエディションは、DLC加⼯を施したステンレススチールのケース、シックなアリゲーターストラップなどからラグジュアリーな質感を取り入れることで、洗練された1本に仕上げている。
ハイライトになるのは、平安時代から着物に使われてきた⽇本の伝統⾊である「萌⻩⾊(もえぎいろ)」から着想を得てというサファイアクリスタルを採用したケースバックだ。見えないところだからこそ徹底的にこだわる姿勢には、タグ・ホイヤーの矜持が感じられる。
都会の景色に馴染むスタイリッシュなクロノグラフは、これから先もプレミアムな存在感を放ち続けていくのだろう。
問い合わせ
LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー TEL:03-5635-7054