2021年も高級ウォッチブランドから続々と届く新作情報。その中から、新鮮な驚きや価格以上の満足感が味わえる”活きのいい”モデルを厳選! 連載第74回は、G-SHOCKの最新作から注目の2本を紹介する。
G-SHOCKをこよなく愛する八村塁選手のシグネチャー第2弾!
1本目に紹介するのは、プロバスケットボールプレイヤー八村塁選手のシグネチャー第2弾「GM-110RH-1AJR」。
八村選手いわく、今回のデザインは自身のルーツであるベナン共和国とアフリカからインスピレーションを得たもので、自身が学生時代からG-SHOCKの愛用者であることもあってか、こなれた雰囲気が感じられる。
ベースモデルである「GM-110」は重厚感を備えたメタルベゼルが特徴に挙がる。そこに、ベナンの国旗に用いられている黄・赤・緑の3色を時針、分針、インダイヤルにバランスよく配色したレイアウトが秀逸である。さらには、ベーシックなブラックのウレタンバンドに加えて、西アフリカで伝統的な民族衣装に使用されるケンテ柄をモチーフとしたウレタンバンドが付属する。
裏蓋や遊環、専用パッケージには、八村選手の名前や背番号の「8(八)」にちなんだオリジナルのロゴ「Black Samurai logo」を刻印することで、シグネチャーモデルらしい内容にまとめている。
もちろん、ベーシックなモデルの魅力も捨てがたいが、このような遊び心を効かせたデザインもG-SHOCKの醍醐味であることは言うまでもない。
超人気シリーズ「GMW-B5000」のバイカラーモデル
続いて紹介するのは、G-SHOCKの初号機をフルメタル化した「GMW-B5000」シリーズの新作「GMW-B5000PB」である。
「黄昏時の東京」をテーマに、時計全体にパープルのIP加工を、ベゼルやバンドの一部にはブルーグレーのIP加工を施すことでバイカラーで表現した1本は、落ち着いたトーンに仕上げているため、着こなしに馴染みやすいスタイルにまとめている。
フェイスにあしらったオレンジやライトブルーは、日が暮れて点灯する都会のライトを表現。ベゼルやバンドの表面を部分ごとに異なる仕上げを施すことで、メタルの質感を高めると同時に光が織りなす様を強調した。
往年のG-SHOCKとの違いは外装ばかりではない。機能面では、Bluetooth®によるモバイルリンク機能を搭載。標準電波受信機能に加え、スマートフォンを介してタイムサーバーに接続し、正確な時刻情報を取得することができる。アラームやワールドタイムなどの各種設定がスマートフォンからも優れた操作性に加え、便利なリマインダー、携帯探索機能を備えることで現代的な実用性にこだわった。
進化がとまらないフルメタルG-SHOCKの「今」をぜひ体感してもらいたい。
問い合わせ
カシオ計算機 TEL:03-5334-4869