2021年も高級ウォッチブランドから続々と届く新作情報。その中から、新鮮な驚きや価格以上の満足感が味わえる"活きのいい"モデルを厳選! 連載第70回は、カルティエの新コレクション 「クロシュ ドゥ カルティエ」を取り上げる。
超コレクタブルな鐘のフォルムを取り入れた手巻き時計
歴史を振り返ると、1917年に誕生した代表作「タンク」を見れば分かるように、カルティエの時計製造は個性的なケースフォルムの開発とともにあり、そこには「王室やセレブリティから愛されるジュエラーの矜持が感じられる。
すべての時計に個別番号が入る特別な限定モデルとして登場した「クロシュ ドゥ カルティエ」は、腕に着けてウォッチとしても、卓上の置きクロックとしても使える、1920年頃に登場した鐘のフォルムを取り入れた伝説的なタイムピースをルーツに持つ。
ここで紹介するのは、クラシックな佇まいの3モデル。アシンメトリーなケースから生まれる優雅なダイヤルデザインは実に魅力的であり、カルティエならではのカボションを装飾したリュウズが脇を添える。これらはすべて100年以上前に考えられたものであるが、瑞々しく見える。
搭載されるムーブメントは、2018年に発表された手巻きキャリバー「1917 MC」。これによって、古典的なデザインと最先端のテクノロジーが完璧な状態で融合する。
それぞれ世界限定100本という稀少性からもコレクタブルなアイテムとして世界中の時計愛好家から羨望を集めている。100年以上の眠りから解き放たれたカルティエの幻の傑作は、オーナーの人生に至福の時を運ぶことは言うまでもない。
問い合わせ
カルティエ カスタマー サービスセンター TEL:0120-301-757