新型コロナウイルスにより、新作発表会が中止や延期を余儀なくされたウォッチシーン。一体新作はどうなるのか!? しかし心配ご無用。主要ブランドからは、新作情報が続々と届いている。そんな中から、新鮮な驚きや価格以上の満足感が味わえる"活きのいい"モデルを厳選! 連載第37回は、オーデマ ピゲの「ロイヤル オーク フライング トゥールビヨン」を紹介する。
3つの素材が揃うロイヤル オーク☓トゥールビヨンの最新作
ラグジュアリースポーツウォッチの人気の過熱も相まって、飛ぶ鳥を落とす勢いで2020年を駆け抜けたオーデマ ピゲ。多くの新作が登場したなかでハイライトを飾る真打ちがある。
1972年に発表された2針のスポーツウォッチのルーツを持つ「ロイヤル オーク」はご存知のように、今では多彩なファミリーを持つことで知られており、パーペチュアルカレンダーを筆頭にコンプリケーションが豊富なバリエーションに揃う。
トゥールビヨン搭載モデルについては、1997年のファーストモデルが登場から20年以上の歳月が経ち、これまで多くの派生モデルが発表されてきた。
その最新版として、「ロイヤル オーク」史上初の自動巻き式のフライング トゥールビヨンが満を持しての登場となった。
ケース&ブレスレットの素材は、ステンレススチール、18Kピンクゴールド、チタンの3種類で展開する。いずれもブランドの十八番であるサテンブラッシュとポリッシュ面取りは健在だ。
普段使いでこそ真価を発揮する自動巻きフライング トゥールビヨン
「ロイヤル オーク」でのフライング トゥールビヨン搭載モデルは、「ロイヤル オーク コンセプト」で2018年に登場しており、新たに開発された2つの専用ムーブメントはいずれも手巻きであった。
このモデルに搭載された自動巻きムーブメントCal.2950は、2019年に発表された最新機種であり、フライング トゥールビヨンとセンターローターを採用している。
時計の両面から眺められるフライング トゥールビヨンキャリッジは、非常に美しく緻密な設計でありながら、日常で着用できる耐久性を備えている。
「スポーツウォッチ☓超複雑機構」の組み合わせから生まれるオーデマ ピゲのハイエンドウォッチの勢いは今後も止まりそうにない。
オーデマ ピゲ ジャパン TEL 03-6830-0000
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