小山薫堂が感動。わざわざ仙台に遠征したくなるほど美味い『梵くら』 ゲーテイスト2018

仕事に励む多忙な大人こそ、適度な息抜きと刺激が必要だ。地方都市に、郊外に、あるいは彼方の山奥に最善策はある。堪能すべき至高の美味を求めて。いざ、足を運ばん!

小山 店主の情熱が注がれたかき氷は立派な〝料理〞!レストランでもデザートにかき氷を出す店が増えていますが、仙台の『梵くら』は、ものすごい衝撃を受けました。

秋元 仙台までかき氷食べに行くの? 冬もやってるの?

小山 かき氷の専門店なので通年営業しています。東京から新幹線で食べに行く価値があるくらい美味しいです。ゴーラーと呼ばれるかき氷マニアたちは秋から春にかけて、集中的に食べ歩くらしいです。

見城 ハイシーズンを避けるわけだね。夏よりは空いているし。

小山 それが『梵くら』は、冬でも混んでいて、整理券を配ることもあるみたい。

秋元 すごいね。かき氷の美味しい店ってすごく並ぶよね。

冬でも"ゴーラー"で賑わう店内。唯一無二のかき氷を目当てに県外からも多くの人が訪れる。

小山 この店はちょっとレベルが違いますね。僕はティラミスとイチジクのかき氷を食べたんですけど、これはかき氷を超越した料理だと思いました。

見城 そんなに旨いんだ。

小山 ひとつのかき氷がだいたい2500円くらいするんですけど、かき氷好きは、最低2杯頼みます。

秋元 でも、それだけ手間がかかっているんだろうね。一番好きなのはどうしても小豆なんだけど、小豆ある?

小山 ありますよ。北海道産の無農薬の小豆と24ヵ月熟成のパルミジャーノレッジャーノを合わせたかき氷とか。そんなのかき氷であり!? って、思うんですけど、とてつもなく旨いです。

見城 渾身の1杯なんだね。

小山 仙台で行くべき店は3軒あると個人的に思っているんですけど、まず『梵くら』で整理券をもらって、フレンチの『nacrée』でランチして、時間を見計らって『梵くら』でかき氷を食べて中華の『KUROMORI』でフカヒレを食べるというタイムスケジュールが理想的です。

Bonkura
TEL:022-346-9027
住所:宮城県仙台市青葉区立町23-14 スクエアビル3F
営業時間:11:00~売り切れ次第終了※秋冬は12:00~18:00
休み:月曜(祝日の場合は翌平日休み)
席:カウンター4席、テーブル9席

Text=小寺慶子 Photograph=兼子美紀弘