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2025.10.10

西野亮廣が、またも革命的な挑戦。1日半で4億8000万円を集めた! 日本の未来のため、挑戦者たちのために、新しい選択肢を

24万部のロングセラー『夢と金』の著者であり、今、ビジネスパーソンが追うべき人物の筆頭である西野亮廣さんの人気連載。時代時代で、誰よりも早く「オンラインサロン」「クラウドファンディング」にチャレンジし、成果を上げてきた西野さんが、次に挑戦したのが「事業投資型クラウドファンディング」。なんと、募集開始してわずか1日半で、目標額の4億8000万円に到達した! どんな思いで、この新たな試みに向き合っているのか。今回の記事も、音声メディア「voicy」で配信中の「#西野さんの朝礼」から編集してお届けする。(※今回の記事を音声で楽しみたい方はコチラ

今回は、【「事業投資型クラウドファンディング」という提案】というテーマでお話ししたいと思います。

第217回
当初は全く理解されなかった「クラウドファンディング」や「オンラインサロン」をスタンダードにまで持ってきた西野亮廣の次なる手は、「事業投資型クラウドファンディング」だ!

西野亮廣

日本では「エンタメ」と「投資」の距離が驚くほど遠い

今日は少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、今後の日本のエンターテインメント業界の在り方そのものに関わる、極めて重要なテーマについてお話ししたいと思います。

ご存知の方も多いと思いますが、僕は現在、ニューヨーク・ブロードウェイで「他人の作品に投資する側」として、また「自分の作品に投資してもらう側」として活動しています。

ブロードウェイでは「投資」や「投資家」という言葉がごく自然にクリエイティブの隣に存在し、その仕組みがあるからこそ、大胆でスケールの大きな挑戦が日々生まれています。

一方で、日本では「エンタメ」と「投資」との距離が驚くほど遠いのが現状です。

おかげで日本では多くの若者が、最もエネルギーに満ちた20代を「貯金期間」に充てざるを得ず本格的な挑戦の一歩を踏み出すのは30代、40代になってからというケースも珍しくありません。

日本には、「やる気と体力とアイデアはあるが、お金がない」という挑戦者を支える仕組みがほとんどない。

僕はエンターテインメントを“創る”ことが大好きですが、同時に他の人が“創った”エンターテインメントを観ることも心から愛しています。

皆さんのビックリするようなアイデアや作品に出会いたいと心から願っています。

その為には、挑戦者を支える環境づくりが欠かせません。

その思いから、これまでに「クラウドファンディング」「オンラインサロン」といった選択肢を提案してきました。

当初は全く理解されず、日本中から激しい批判を浴びました。

それでも僕は「面白い未来」を諦めたくなかったし、勇気を出して声を上げた後輩たちが世間に潰されていく姿を見過ごすこともできず、「何が間違っているの?」「誰に迷惑をかけたの?」と叫んできました。

しぶとく粘った結果、いまや「クラウドファンディング」や「オンラインサロン」は社会に受け入れられる仕組みとなりました。

観客を“クリエイティブサイドの仲間”として迎え入れるということ

さて。
次に僕が提案したいのが『事業投資型クラウドファンディング』です。

支援者に記念グッズなどの“返礼品”を渡す一般的なクラウドファンディングとは異なり、『事業投資型クラウドファンディング』は支援者に「事業の売上の一部」を分配する仕組みとなっています。

つまり、ブロードウェイの投資家とクリエイターのように、支援者と制作者が名実ともにビジネスパートナーになるのです。

【事業投資型クラウドファンディング】の本質は、観客を単なる“応援者”にとどめず、同じ痛みや感動を共有するクリエイティブサイドの仲間として迎え入れることにあります。

これからの日本のクリエイティブ産業に求められているのは、まさにこの関係で、そして挑戦者に求められるのは「投資される側としての覚悟」だと思います。

ただ、僕は日本人の気質”もよく知っています。

知らないものを反射的に叩き、大きな結果が出た途端に手のひらを返す――そんな国民性を、誰よりも間近で見てきました。

だからこそ、曖昧に始めて誤解を生むくらいなら、一気に成果を出して“結果で認めさせる”ほうが早い。

そう考え、今回の挑戦に踏み切ります。

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。

2026年春公開の『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の製作費を【事業投資型クラウドファンディング】によって募り、この作品の売上の一部を支援者の皆様に分配することを決めました。(※このプロジェクトはすでに目標額に達し、締め切っています)

多くの方が前作の成績を知っていて、また映画の場合は「観客動員数○○万人が回収ライン」といった分かりやすい指標があるため、事業投資型クラウドファンディングの入門編として良いんじゃないかと。

あらためて。

2025年10月7日、『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の事業投資型クラウドファンディングを正式にスタートしました。(編集部注:1日半〈34時間42分〉で目標の4億8000万円達成という、驚異の数字を出しています)

こちらは金融商品のため、金融商品取引業者であるミュージックセキュリティーズ株式会社(MS社)に募集の取扱いを委託しており、株式会社CHIMNEY TOWN及び西野亮廣は勧誘を行うものではありません。

ファンドには元本割れのリスク等がありますので、MS社から提供される注意事項等をよくお読みください。

新しい文化を根づかせるには時間がかかることを承知しています。

しかし、日本からこの選択肢を消してしまうわけにはいきません。

どうか、「知らないものを叩く」という悪癖だけは、今回ばかりは控えていただけると助かります。

もうこれ以上、日本の未来が遅れるのはごめんです。

この挑戦が、次の挑戦者の選択肢になることを心から願っております。

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2026年春、『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』 が公開決定!

解禁スペシャル動画 はこちら

映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜

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映画のお知らせ

■NEWS! コマ撮り短編映画『ボトルジョージ』が、海外の映画祭で続々受賞!

【 フォトフィルム国際短編映画祭(トルコ)】
・ 最優秀作品賞(Best of Best Festival Film)
・ ストップモーション部門最優秀賞(Best Stop Motion)

【オーフス映画祭(デンマーク)】
・最優秀短編アニメーション賞(Best Animated Short)

【デザートスケープ国際映画祭(アメリカ・ユタ州)】
・最優秀アニメーション短編映画賞(Best Animated Short)

【ハリウッド短編映画祭(HOLLYWOOD SHORTSFEST 2025)】
・最優秀アニメーション短編映画賞(Best Animated Short)

【札幌国際短編映画祭(日本)】
・最優秀作曲賞(Best Original Score)
・アニメーション特別表彰(Special Award for Animation)

【ニューポートビーチ映画祭(アメリカ)】
・ アニメーション短編部門審査員賞(Jury Award for Best Animated Short)

【グローバルステージ・ハリウッド映画祭(アメリカ)】
・最優秀短編映画賞(Best Short 2024)

NEWS! 第97回アカデミー賞(米)の短編アニメーション部門のショートリストに選出されました!

監督:堤大介(トンコハウス) 脚本:堤大介氏と西野亮廣の共同制作 プロデューサー:松本紀子(ドワーフ)

西野さんの『ボトルジョージ』に対する想いとは? こちらをチェック!

ボトルジョージ

■コマ撮り短編映画『ボトルジョージ』の専用劇場、『ボトルジョージ・シアター』がグランドオープン!

発売中&予約受付中

■CHIMNEY TOWNが運営するクラウドファンディング【PICTURE BOOK】

「挑戦する人」と「応援したい人」が集まる オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』を運営しているCHIMNEY TOWNが作った、クラウドファンディングのプラットフォームです!

■「CHIMNEY TOWN」の公式クレジットカード

「日常で当たり前に使っているものこそ、応援の手段にできる」の発想から、誰よりも優しいカードです。詳細はこちら

西野亮廣

イベントのお知らせ

『西野亮廣講演会』全国各地で続々開催決定!

『西野亮廣講演会』のお知らせです。
下記の都道府県で開催が決まっています。

  • 10月14日(火)に東京
  • 10月12日(日)に広島
  • 11月10日(月)に大阪
  • 11月11日(火)に愛知
  • 11月17日(月)に長野
  • 11月19日(水)に沖縄
  • 11月25日(火)に神奈川
  • 11月26日(水)に北海道
  • 12月3日(水)に東京
  • 12月8日(月)に福岡
  • 12月10日(水)に愛媛
  • 12月15日(月)に岐阜
  • 12月23日(火)に和歌山

私、西野亮廣がマイク一本で1時間半ほど喋る変なイベントです。チケットをお求めの方は、『西野亮廣全国講演会』で検索してみてください。サロンメンバーさんが作ってくださったイイ感じのホームページに飛びますので、そちらから。会場によっては、まだ、チケットを発売してなかったりしますが、そのへんはご容赦ください。

書籍のお知らせ

  • 最新絵本『みにくいマルコ~えんとつ町に咲いた花~』のご購入はこちら
  • 75万部の絵本『えんとつ町のプペル』のご購入はこちら

NFTのお知らせ

子供たちに絵本を贈るプロジェクト「『CHIMNEY TOWN GIFT』のNFT」が話題に!

バンドザウルスのお知らせ

オンラインサロン・SNS・Note・Voicy


TEXT=西野亮廣

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