2023年からボストン・レッドソックスで活躍するメジャーリーガー、吉田正尚選手。ケガと闘いながらも見事な復帰を果たしたチャレンジャーが“日々のパートナー”に選んだのは、挑戦心溢れる革新的なカードだった。

苦節を乗り越え、蘇ったチャレンジャー
2025年10月2日(日本時間3日)、ヤンキースVSレッドソックスのワイルドカードシリーズ第3戦。ニューヨークのヤンキースタジアムには「4番・DH マサタカ・ヨシダ」というアナウンスの声が響き渡った。チームは敗戦したものの、この日の吉田正尚選手は4打数2安打。幼い頃から憧れ続けたメジャーリーガーになって3年目、初めて迎えたポストシーズンで3試合に出場し、打率.571、2打点と圧倒的な存在感を示した。
もっとも今シーズンの吉田選手は順風満帆というわけではなかった。昨秋手術した右肩の回復が思わしくなく開幕戦から負傷者リスト入りし、3ヵ月もの間、リハビリに励む日々が続いたのだ。当時について吉田選手は、「肩の回復が思うように進まず、もどかしい思いをしたこともありました」と明かす。
「ただ、常に『前より強くなる』という気持ちは持っていました。バッティングに関しては自分なりに手応えを感じる部分もあったので、守備でもチームに貢献できるよう肩の状態を上げるべく、日々自分ができることに精一杯取り組み続けました」
この真摯な姿勢が実を結び、2025年7月9日のメジャー復帰戦の初打席で快音を響かせるなど3安打の活躍でチームの勝利に貢献。“マッチョマン”(吉田選手の愛称)の完全復活に、ベンチはもちろんのこと本拠地のファンは大いに盛り上がった。
けれど、吉田選手自身は、この華々しい復帰に浮かれることはまったくなかった。見つめていたのは個人の活躍ではなく、チームが掲げる“目標”だった。
「もちろん戻ってこられてよかったとは思いましたが、チームがポストシーズンに向けての戦いのなかにいたので、最大の目標である世界一に向けて貢献できるように、1試合1試合、ひとつひとつのプレイに自分自身のベストを尽くしていくという気持ちでのぞんでいました」
吉田選手はその後もコンスタントに打ち続け、レギュラーシーズンは55試合に出場し、最終打率は.266、9月にいたっては打率.333を叩きだすなど、尻上がりに調子を上げ、ポストシーズンでは大活躍。来季につながる活躍で、2025シーズンの幕を閉じた。

目標の達成は挑戦し続けた先にしかない
小学校の卒業文集に「夢はメジャーリーガーになること」と記した吉田選手。彼の挑戦は、その時から始まった。敦賀気比高校野球部では1年から4番打者として夏の甲子園で活躍、2年の春にも甲子園出場を果たした。青山学院大学在学中は、日米大学野球選手権大会やユニバーシアードの日本代表に選出され、2015年、オリックス・バファローズから1巡目で指名を受けてプロ入りを果たす。その後7年間にわたって球界を代表する強打者として活躍し、WBSCプレミア12、東京オリンピック、WBCでいずれも金メダルを獲得するなど、華々しい代表歴をひっさげて2022年オフ、ポスティング制度で渡米。2023年、ボストン・レッドソックスで「メジャーリーガーになる」という夢を実現した。
日本球界きっての強打者とはいえ、吉田選手は身長173㎝とプロのなかでは小柄だ。パワーがものをいうメジャーリーグ挑戦にあたり、不安はなかったのだろうか。
「まったく新しい環境なので、不安がなかったわけではありません。けれど、“慣れ”もあると思うので、時間とともに解決していくだろうという気持ちもありました。それに、今までとは違うということにとらわれていても仕方ないので、“郷に入っては郷に従え”というか、可能な範囲で受け入れていく、自分がアジャストしていくことが大切だと考えていました」
夢をかなえたいという熱い想いとともに、その術を客観的な分析によって導きだし、粛々と実行する。情熱と冷静さ、両面を併せ持って真摯に行動できること、そして、どんな困難があってもくじけない不屈の挑戦心が、吉田選手の強みなのだろう。
「挑戦とは、目標に向かってチャレンジし続けること。私はそう思っています。自分が目指す何かを達成するには挑戦しなければいけない、挑戦しなければそこにたどりつくことはできませんから」

一流が手にするものの共通項とは
吉田選手は、2025年7月、ラグジュアリーカードのブランドアンバサダーに就任した。Mastercard®最上位カード「World Elite™ Mastercard®」の採用や日本初となる縦型金属カードの発行、業界初のオンラインコミュニティ「LC Circle」の展開など、クレジットカード業界の既存の枠にとらわれることなく、さまざまな挑戦を仕かけるラグジュアリーカードと吉田選手の親和性は高い。
「ラグジュアリーカードは、日本に上陸した2016年頃から利用させていただいています。知人に紹介されたのがきっかけですが、まず惹かれたのは、スマートでセンスのいいデザイン。ポイント還元率が高く、会員限定の特典やイベントが豊富など、特別感があり、使い勝手がよいことにも魅力を感じました。以来、妻とともに日常的に活用しています」
腕時計やクルマ、ファッションなど、吉田選手の審美眼には定評がある。「モノの裏にある歴史やストーリーにも関心があるし、自分がいいと思ったもの、いいと感じたことを大切にしていきたい」という言葉どおり、ラグジュアリーカードは高い志とスペシャルなバックグラウンドから生まれたカードだ。
「自分が使いたいクレジットカードがない」という思いから、2008年にアメリカの連続起業家スコット・ブラム氏が創業し、日本では2016年よりプレミアムカード市場に参⼊。「新しいライフスタイルを提案する」ことをミッションに、従来のクレジットカードとは一線を画すショッピングやグルメ、レジャーなどの優待サービスに24時間365日対応可能なコンシェルジュサービス、会員同士の交流イベントなどを提供し、感度の高いエグゼクティブ層に支持されている。
「会員限定の特典はもちろん、会員だけが購入できるモノや体験できることがあるのは魅力的だと思います。どんな特典があるのか見ているだけでも楽しいのですが、いつか利用してみたいですね」

挑戦者を支え続けるラグジュアリーカード
ラグジュアリーカードが従来のクレジットカードと大きく違うのは、会員同士のつながりをバックアップしていることだろう。花火イベントの鑑賞やキッズ向け料理教室といった共通の趣味や関心ごとを通じて個人的なつながりを求める会員向けの「テーマ別ソーシャルアワー」と、仕事関連のつながりを望む会員向けの「ビジネスネットワーキングソーシャルアワー」を展開。経営者を筆頭にエグゼクティブ層の会員が多いこともあり、「プライベートでもビジネスでも人脈が広げられる」と、毎回好評を博しているという。
さらに、法人決済用カードには、事業費決済でも高還元率のポイントが貯まったり、最大9,990万円までの決済が可能な事前入金サービスなど、ビジネスのスケールアップに応える決済機能を備える。また、法人決済用Gold Card会員には、自社のサービスや商品を特別優待としてすべてのラグジュアリーカード会員に無料でPRできる「LCマーケットプレイス」も提供。決済・販促・つながりの3つの軸で、挑戦者を支える1枚となっている。

「ラグジュアリーカードが私をアンバサダーに指名してくださったのは、復帰がまだ見通せていなかったリハビリ中のこと。ストイックな姿勢や常に頂点を目指す姿を評価してくださったそうですが、本当にありがたく、とても感謝しています。ラグジュアリーカードとの取り組みを通じて、これから新たな挑戦を始める方々、夢に向かって努力されている方々を少しでもサポートできればと思っています」
吉田選手とラグジュアリーカードの協働による「中小企業応援プロジェクト」はすでに始動している。吉田選手の肖像を自社広告に活用できるこの特別なスポンサー制度には、開始直後より、多くのラグジュアリーカード会員企業からの問い合わせが寄せられているという。
そんな反響のなかで、吉田選手が目指す最終目標はどこにあるのだろうか。
「挑戦し続けることですね。目標にたどりついたとしても、それで満足し、歩みを止めてしまえば、そこで終わってしまいます。そうではなく、また新たな目標を見つけて挑戦していきたい。野球でいえば、世界一を目指してはいますが、仮にその目標を達成できても、それで終わりにはしたくない。そう考えると、最終目標は“挑戦を続けていくこと”です」
困難に立ち向かう勇気、目標に向かって諦めずに進むことの大切さ、何より挑戦することの意義を、生き様で示してくれている吉田選手。“頂”を目指し歩み続ける彼に、今後も期待したい。
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