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2024.03.24

休日は夕方まで爆睡のみちょぱ、“おじさんのスポーツ”にハマる

テレビやCMに多数出演する一方、東京ガールズコレクションなどのランウェイほか、各種雑誌などでは、本業のモデルでも大活躍。そしてお笑いコンビ、平成ノブシコブシ・吉村崇とのYouTubeチャンネル『みちょぱ吉村のマブマブTV』でも、屈託のない素顔を見せる“みちょぱ”こと池田美優さん。ゴルフを始めて2年弱という彼女がゴルフの世界にハマり、ライフスタイルも徐々に変化しつつあるそうで。

ベストスコアはすでに108! 目指すは“アラ100”ゴルファー

ゴルフ歴は2年あまり。みちょぱがゴルフを始めたきっかけは、お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇とのYouTubeチャンネル『みちょぱ吉村のマブマブTV』での企画からだ。

なかなかの頻度でラウンドしているというゴルフを通じて、変わったことはあるのだろうか。

「ゴルフってやっぱり、おじさんのスポーツというイメージをもっていましたから。まさか自分が、という気持ちもありますよ。

吉村さんもそうですが、多くのタレントさんがゴルフをやっているじゃないですか。暇があれば素振りしたりして(笑)。そこまで?って思ったんです。

でも、始めた今ならわかります。あれ、自然と体が動いちゃうんですよ(笑)」

話しのとおり、撮影の合間もスイングの確認をするみちょぱの姿は確かに認められた。実際にYouTubeチャンネルをはじめとする彼女のゴルフ系動画を覗くと、そのプレーぶりからは、なかなかの腕前に感じられる。

「企画で一番最初に球を打った時に、吉村さんやスタッフたちから『初めてなのにすごい当たるじゃん! 絶対センスあるよ』って褒められて、自分的にはそうかな? くらいだったんですよね。

でも、そのあとプライベートでコースに行ってみたら、思ったよりも全然うまいこといかないなって。初ラウンドのスコアは、160でしたから(笑)」

本人はそう笑うが、特にレッスンや練習を積まずに臨んだという初ラウンドでも、100台を記録できるスコアというだけでもなかなかの腕前だ。センスの片鱗を感じるし、吉村さんたちが彼女に何かを見出したのも頷ける。

うまくいかなかったということをきっかけに、動画撮影という「仕事のゴルフ」以外のプライベートでもコースに出るようになったそう。

多忙なみちょぱだけに、なかなかコースにも出られないだろうと思いきや、「月に1回、多いときは3回くらい」ラウンドしていると話す。2023年は、年間15回程度はコースに出たというから、なかなかのハマりぶりではないだろうか。

「去年の8月には、自己ベストの108を出したんです。でも、次はもっといけんじゃね?って思ったら、120台に戻ったりして。ここ4、5回やってだんだん110前半でまとまるようになってきましたね。100台で安定したいなぁ」

こんなスコア欲が芽生えている点でも、相当なハマりぶりの様子だ。

ゴルフクラブを構えるみちょぱ
池田美優/Miyu Ikeda
1998年静岡県生まれ。『Popteen』の専属モデルを卒業後も、数々の女性誌のほか、東京ガールズコレクションなども出演。明るいキャラクターでテレビ番組でも人気。吉村崇氏とのYouTubeチャンネル『みちょぱ吉村のマブマブTV』で始めたゴルフ歴は約2年半。ベストスコア108。年間平均ラウンド数は15回程度。

休日の過ごし方を変えた「ゴルフ」の魔力

ハマり始めると抜けられないのもゴルフというスポーツの魔力。向上心が生まれたということは、レッスンに通ったりしているのかというと、そうでもないようだ。

「悪いことかもしれないんですけど、スポーツに限らず、何をするにも“感覚派”の人間なんです。だから、練習をしたいとは思わない。それがダメなんでしょうけどね(笑)」

それでも、そこそこプレーできるスコアなのは、共演者たちが指摘するような運動神経の良さの賜物のようにも思える。休日の過ごし方にも変化が出たようだ。

「今までだったら、夕方まで爆睡するのが日常茶飯事。それを考えると、休みができたらゴルフ場に行ってる今は、健康そのもの。逆に寝不足でもコースに出るくらいなので、健康かどうかわかりませんが(笑)。

ゲーム好きな性分も重なっているんですよね。攻略欲をくすぐられています。ああしてこうして、と攻め方を考えるのはかなり好きなほうなんです。ゲームして過ごしていた暇な時間に、ゴルフという屋外でやるゲームも加わった感じです。もちろん、今もゲームはします(笑)」

ゴルフにハマる要素に、ギア集めもあるが、みちょぱにはそうしたこだわりはあるのだろうか。

「長さと重さの点で、メンズのクラブのほうが打ちやすいです。レディースクラブに触れる機会もあるんですが、少し軽くて柔らかいんですよね」

メンズのクラブセットを使用しながらも「ブランドなどにこだわりはない」というみちょぱ。あくまでも“自分に合っているものを”というのが選びの基準となっているという。

今使っているクラブで十分プレーできているので、変えることによってスコアが悪くなるという怖さも感じているそうだ。

「私、もともとはチャレンジできない人なんです」という意外なセリフも飛び出した。

「安定志向があるみたいで、同じ店の同じメニューしか頼めないタイプ。失敗するのも嫌いなので、とりあえず、今持っているクラブを極めたいです。

きちんと基礎的なものを固めてから、もし新しいクラブを選ぶとしたら、次のステップという感じです」

ある種の頑固さというか、ブレない芯のようなものも感じるみちょぱ。ゴルフを通じて、自身の性格もちょこちょこと垣間見せてくれる。

インタビューを進めるなかで、質問意図に対する回答内容や、そのスピード感など、いわゆる“運動神経・反射神経”の良さを感じるところもある。

ゴルフもこうしたセンスでねじ伏せてしまうのも、ある意味で“みちょぱ流”なのかもしれない。

“みちょぱ流”ゴルフの楽しみ方

ウェアもファッション的に楽しめるのが、ゴルフというスポーツのもう一つの側面だ。スタイルアイコンでもあるみちょぱは、どのようにゴルフファッションを捉えているのだろうか。

「私服の選びとあまり変わらないですね。ゴルフは休みにやるスポーツなので、それなりの特別感はあるんですけど。日常服の延長というイメージ。メンズライクだったり、モノトーンだったり。ゴルフ専用として揃えています。

世間的には、ゴルフでも普段着でも、という服も増えていますけどね。私は専用にしています。そこは、ブレないです。レディースだと特に、オシャレなウェアも増えていますから、選ぶのには困らないですね」

YouTube動画などでは、彼女のスタイリッシュなゴルフウェア姿も見ることができる。まさに、言葉どおりのクールな印象だ。

さて、プライベートのプレーについて聞いてみると、もっぱら旦那でモデル・タレントの大倉士門と一緒に、友人を交えてコースに出るのだそう。

「旦那は、私が始めるより前にやっていたんですけど、『楽しさがわからない』って言ってました。付き合いのゴルフって感じで。その影響もあって、私もそこまでゴルフにはポジティブじゃなかったんですよね。

でも、私が始めたのをきっかけに、旦那は旦那でゴルフの練習をし始めたんですよ。それで一緒にラウンドしてみたら、『面白いね』って(笑)。おかげで、一緒に楽しめる趣味がひとつできた感じです。お互い休みがかぶったら、『じゃあ行こう』って」

このエピソードからも仲睦まじさを感じさせるみちょぱ夫婦。性別や年齢を問わずに楽しめるスポーツということが再認識できる。

「今同じようなレベルなので、同じ土俵で旦那とも戦えるのも面白いですね。いつかは、休みを合わせて、海外でプレーするのも楽しみにしています。これまでは、冬はスノボーやっていたんですけど、この冬は代わりにゴルフでしたから」

余暇の楽しみ方も徐々にゴルフ方向にシフトしているみちょぱ。

「飽き性ではあるので、この熱が冷めないか不安はありますけどね。でも、夫婦で長く楽しめそうですし、もし子供ができて、その子が大人になったとしても、一緒に回れるじゃないですか。それも楽しそうだなって。長くお付き合いしたいスポーツですね」

インタビュー後編に続く。

TEXT=髙村将司

PHOTOGRAPH=谷田政史(CaNN)

STYLING=中村祐三

HAIR&MAKE-UP=misu

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