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2022.12.08

元アルペン日本代表・皆川賢太郎が惚れた! 世界のスキーリゾート4選

世界中を飛び回り、スペシャルな雪山を滑るスキーヤー、元アルペンスキー日本代表 皆川賢太郎氏が厳選した国内外のスキーリゾートを紹介する。これを読めばスキーをしたくなること間違いなし。【特集 絶頂スキーリゾート】

熱狂スキーヤー 皆川賢太郎

林のなかを軽快に滑り抜ける皆川氏。スキーの腕前は今もって現役の選手を凌ぐ。

1.スペイン|シエラ・ネバダ

スペイン南東部、グラナダとアルメリアにまたがる山脈の名であるシエラ・ネバダ。その国立公園にスキー場も併設されている。コスタ・デル・ソル(太陽海岸)が近く、午前中はスキー、午後はビーチで過ごす人も多い。

「晴れた日には遠くアフリカ大陸を望める景色がとにかく素晴らしい。一度行けば絶対に記憶に残ること確実です!」

2.カナダ|ウィスラー

北米最大級のスキー場であるカナダのウィスラー。滑走距離は、実に最長11km。初心者から上級者まで楽しめる充実の設備に加え、スキー以外のアクティビティも完備しているメジャーリゾート。

「スキー好きなら一度は訪れたい最先端の総合スキーリゾート。自分にとっては幼少期から行き馴れており、思い入れも深いです」

3.フランス|クーシュヴェル

フランス南東部、トロワバレーに位置する三大スキー場のひとつ。アルプスの小さな村には5つ星ホテルが20軒、ミシュランの星つきレストランが8店、軒を連ねる。世界各国から富裕層が集まり“真冬の社交場”として機能する。

「大規模ではないものの、クラシックでリッチなスキー休暇が楽しめる特別な場所です」

4.スイス|ヴェンゲン

毎年、アルペンスキーのワールドカップが開催されるスキーリゾート。アイガー、メンヒ、ユングフラウの麓で絶景とともに滑走を楽しめる。

「ここは選手時代から毎年通っていて思い入れがあります。環境に配慮し、クルマの乗り入れが禁止の村。リゾートの成熟具合も素晴らしく、今も訪れ、スキーリゾートのあり方を勉強させてもらっています」

■皆川賢太郎氏が語るスキーリゾートの魅力インタビューはこちら

Kentaro Minagawa
元アルペンスキー日本代表
岩手ホテルアンドリゾート 顧問 兼 スキー事業統括本部 統括
一般財団法人 冬期産業再生機構 代表理事/会長
1977年新潟県生まれ。アルペンスキー選手として4大会連続、冬季五輪に出場する。2006年トリノオリンピックでは4位に入賞。引退後は全日本スキー連盟常務理事等を務める。現在、岩手ホテルアンドリゾートでは顧問兼スキー事業統括本部にて安比高原スキー場の経営に携わり、スキー産業全般の活性化に尽力している。

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TEXT=長谷川剛

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