挑戦し続けるビジネスウーマンを紹介する連載「In the Office」から、凄すぎる経歴を持つ女性たちをまとめて振り返る。※GOETHE2020年5月号、2021年4月号、2022年2月号掲載記事を再編。固有名詞や肩書き、年齢等のデータは掲載時のまま
観光大使も務めたマーケティング会社の広報女子
大学4年生の就職活動中、化粧品などの美容系に興味を持っていた彼女は志望先としてメーカーを考えていた。けれど、どうもしっくりこない。そんな時に出合ったのが現在の会社だ。
「ヘルスケアや化粧品など、メーカー問わずマーケティングを手がけているので、『特定のブランドではなく、いいなと思った商品を幅広く、多くの方達に届けたい』という願いを叶えてくれる会社でした。担当している広報の仕事では、主に新しいサービスを発表する際のプレスリリースの作成や取材対応などを行っています」
そんな彼女だが、実は入社時は営業志望。しかし、社内研修などを経て、彼女のコミュニケーション能力や何事にも動じない姿勢から広報に抜擢された。
「昔からまったく人見知りしないタイプ。10年以上習っていたクラシックバレエやピアノの発表会などで場数を踏んでいたおかげなのか、人前に出ることにも慣れていました」
大学生の頃は水戸市の梅大使を務めたことも。梅の花の見頃には日本三名園のひとつで、梅の名所でもある偕楽園で観光客をもてなしていた。
「人との付き合い方や、人前での振る舞い方など大使の仕事はたくさんの学びがありました。あと、大使の仕事で多い時は週5回くらい振袖を着ていたので、自分で着られるようになりました(笑)」
続きはこちら
就活生を全力でサポートする、ミス・ユニバース沖縄県代表!
ミス・ユニバース・ジャパン2019沖縄県代表という経歴を持つ彼女。幼い頃、同じ沖縄県出身の知花くららさん( ミス・ユニバース2006世界大会準クランプリ)に憧れて、いつかは自分も出場したいと思っていたそう。
「エントリーを決心したのは、2018年の年末。きっかけは、沖縄にある実家に長期で戻った時のことでした。沖縄に滞在している間、生活保護の申請を受け付ける仕事をしていて、テレビドラマでしか見たことがないような色々な事情を抱える方や辛い境遇の方に出会ったんです。そんな方々に私ができることは、その人の気持ちに寄り添うことだけ。もっと私にも何かできれば……と考え始め、ミス・ユニバースにエントリーしました。影響力のあるミス・ユニバースになって、社会貢献活動をしたいと思ったんです」
続きはこちら
バレーボールの国体で活躍した営業女子
大学卒業後からアパレル業界一筋で働き、現在はその経験を活かしアパレルに特化した転職支援を行う彼女。実は学生時代、バレーボールの選手として活躍していた。
「小学校から大学までバレーボール漬けの日々を過ごしていました。東海学連選抜のメンバーに選ばれたこともあります。ポジションは小学校から高校はアタッカー、大学からはリベロを担当。試合前はサンボマスターの『できっこないを やらなくちゃ』という曲を聴いて勇気をもらっていました。スランプというと大袈裟ですが、そんな時期があってバレーボールを辞めたいと思っていたこともあったんです。この曲にはその時に助けられました。今でもよく聴く、大切な一曲です」
大学卒業後もバレーボールを続ける選択肢があったという。
「働きながら、セミプロリーグでプレイすることもできました。けれど、その道は選ばずに、心機一転、アパレル業界へと進みました。大学時代、バレーボール以外の試合の応援にも行っていたのですが、その時に見た監督やコーチのスーツ姿に憧れがあって。なので洋服に関わる仕事がしたいなと思っていたんです」
続きはこちら