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2022.04.17

強い絆で結ばれた萩野公介と瀬戸大也の戦い──連載「コロナ禍のアスリート」

まだまだ先行きが見えない日々のなかでアスリートはどんな思考を抱き、行動しているのだろうか。スポーツ界に暮らす人物の挑戦や舞台裏の姿を追う連載「コロナ禍のアスリート」から、萩野公介と瀬戸大也の戦いをまとめて振り返る。※2021年掲載記事を再編

栄光も挫折も知る26歳の萩野公介が東京五輪で追い求めるもの

スポニチ/アフロ

五輪前最後のレースでもタイムは伸びなかった。競泳男子東京五輪代表の萩野公介(26=ブリヂストン)が6月26、27日に長野県内で200㍍個人メドレーのタイムトライアルを実施。本番の午前決勝を想定して、26日に午前、午後1本ずつ、27日午前に1本を泳いだ。タイムは26日が2分0秒40と1分59秒63で、27日が2分0秒70。自身が’16年4月に記録した日本記録の1分55秒07には遠く及ばなかった。

「午前は思ったより体が動かない感じ。ここで得た課題を本番に生かしたい。精神状態は悪くなかったが、タイムが遅い。残り少ない日数だけど、大胆にやりたい」

高校生で臨んだ’12年ロンドン五輪の400㍍個人メドレーで銅メダルを獲得。’16年リオデジャネイロ五輪では400m個人メドレーで金、200m個人メドレーで銀、800mリレーで銅と金銀銅メダルをコンプリートした。世界の頂点に立ったが、その後は低迷。リオ五輪前の’15年6月に骨折していた右肘の手術を’16年9月に受けると、肘の可動域が狭まり「自分の体じゃないみたい」と泳ぎの感覚が狂った。

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9歳の初対決から18年。瀬戸大也と萩野公介にとって東京五輪とは何だったのか?

2021年8月1日、競泳競技全日程終了直後の東京アクアティクスセンター。日本代表チームがプールサイドで記念撮影に興じていた。瀬戸大也(27=TEAM DAIYA)が萩野公介(26=ブリヂストン)を抱え込み、そのままプールにダイブ。日本代表ジャージーを着たまま、2人でずぶ濡れになった。9歳の初対決から18年。幾多の名勝負を繰り広げてきた両雄のTOKYOが幕を閉じた。

ともに全盛期にはほど遠い泳ぎで、メダルなし。それでも自国開催の五輪で、ライバルと泳いだレースはかけがえのない時間だった。瀬戸が「すっきりしています。学びのあった五輪。公介と一緒に泳げる喜びは大きかった」と言えば、萩野は「順位は悪いが、一番幸せな五輪。水泳を続けてきて本当に良かった。支えてくれた人に感謝し、僕自身にも”ありがとう”と言いたい」と目に涙を浮かべた。

金を含む複数メダルが期待された瀬戸は大会初日に本命種目400m個人メドレーで、まさかの予選敗退。第3泳法の平泳ぎまでは快調なペースを刻んだが、最後の自由形で力を抜き、決勝進出ラインに届かなかった。決勝へ向けて体力を温存する策が裏目となり「最後の自由形で読み間違えた。ちょっと信じられない。もう1回泳ぎたい」とぼう然とした。

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2024年パリ五輪へ向かう瀬戸大也の覚悟とは?

悲願の金メダルを目指す2024年パリ五輪へ向けた覚悟の表れだった。競泳男子の瀬戸大也(27=TEAM DAIYA)が10月にプロ転向した。日本水泳連盟の理事会で、競技者資格規定にある「肖像権の使用禁止に対する場外認定競技者」として承認された。

瀬戸はマネジメント会社を通して「この度、日本水泳連盟に除外認定競技者として認めて頂き感謝いたします。プロスイマーとしてパリ五輪まで一日一日を大切に過ごし、その積み重ねが強化につながると考えています。今後は積極的に海外での大会に参加するなどして強化を行っていきます。競技面だけでなく、水泳界の発展・普及に貢献していけるよう日本水泳連盟と協力をして活動していきたいと思います」とコメントを出した。

競泳のプロ転向は五輪もしくは長水路(50mプール)の世界選手権のメダリストが条件で、トップスイマーにのみ与えられた権限。北島康介、萩野公介(ブリヂストン)、渡辺一平(トヨタ自動車)に続き4人目となる。自由にスポンサー契約を結べるなど商業活動の幅が大きく広がる一方、日本水泳連盟から補助を受けていた合宿、遠征などの費用が原則として自己負担となる。

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