GRヤリスで“ダート・トライアル”競技に挑むレーシングチーム、GGRC(ゲーテ・ジェントルマンズ・レーサー・クラブ)が発足! 大会入賞を目指し、大人のためのレース活動が始まる。
総勢15名がGRヤリスの極限性能を体感!
“WRCマシンの血を受け継ぐスポーツ4WD”GRヤリスがもたらす熱狂と興奮を思う存分体感できるダート・トライアルに挑戦。それが「GGRCゲーテ・ジェントルマンズ・レーサー・クラブ」。TOYOTA GAZOO Racing(以下TGR)の特別サポートのもと、ダートラ公式大会での表彰入りを目指す、大人のための究極の体験型レースプロジェクトだ。
参戦車両はGRヤリスの競技車RCをベースに、ダート仕様へとモディファイ。ゲーテでは、その特別車とトレーニングを含めた究極のエクスペリエンスを1000万円というプライスで販売した。
このメンバー募集を兼ねたGGRCダートラ体験&説明会が昨秋、千葉県・袖ヶ浦フォレストレースウェイの特設会場にて開催。当日は49名の応募のなかから、厳正なる抽選によって招待された15名が参加。泥濘地、砂利などが広がるダートラコースを舞台に、参加者自らGRヤリスのステアリングを握り、タイムを競った。このほかにもGGRC監督を務める勝田範彦選手によるデモランや同乗走行体験。GRヤリス開発メンバーによる車両解説など、究極の泥んこ遊びを存分に堪能した。
参戦メンバー決定! GGRC1期生が表彰台を目指す
──参戦を決意した第1期生となる4名のジェントルマンレーサー。すでに契約会を済ませたGRヤリス ダート仕様は、納車タイミングに合わせてカスタマイズやラッピングデザインを施工。今後、公式戦の大会制覇を目指して本格セッションが始まる。
晴れてダートラチャレンジ企画、GGRC1期生となった4名。このGGRCの活動を後押しするのは、モータースポーツの最前線で活躍する豪華な面々だ。監督兼コーチは、全日本ラリー最多“9冠王者”のラリードライバー勝田範彦選手。サポートするのはTGRのGRヤリス開発スタッフとGRガレージ宇都宮つくるま工房。これに加えて協賛スポンサーによるバックアップも加わる。
今後、複数回の練習会を経て10、11月に行なわれるダートラ公式大会への出場を目指すが、もちろん目標は高くGGRCメンバーによる表彰台独占だ。さらに練習の合間には、雪上試乗や地方合宿、フィンランドラリー特別遠征、TGRラリーチャレンジ参戦といった特別プログラムへの参加も。
つまり、GGRCはダートラを起点としたモータースポーツカルチャーの楽しみ方の提案でもあるのだ。
GGRCサポート体制! 豪華メンバー陣がダートラ入賞をサポート
──メンバー4名のためのフルサポート体制を整えるGGRC。監督兼コーチのラリードライバー勝田範彦選手を中心にTOYOTA GAZOO RacingのGRヤリス開発スタッフに、GRガレージ宇都宮つくるま工房というワークス体制で臨む。
監督・コーチ
ラリードライバー 勝田範彦
1968年愛知県生まれ。9度の総合優勝を手にした日本が誇るラリードライバー。TGRよりWRC参戦中の勝田貴元は範彦の長男で、父もラリー屋。長年所属したスバルを離れ、昨年からTGRチームに移籍。GGRCのコーチ兼監督を務める。
サポートスタッフ
TOYOTA GAZOO Racing
GRヤリスの車両開発を行う、TGR主要メンバーがGGRCの活動を全面的にサポート。”もっといいクルマづくり”のために、練習会での走行内容や各種フィードバックなどは今後のGRヤリスの改良・開発にも役立てられる。
サポート店
GRガレージ宇都宮つくるま工房 by トヨタカローラ栃木
全国のGRガレージのなかでも最大規模の「GR Garage 宇都宮つくるま工房」がGGRCのホームショップとなる。専任のGRガレージコンサルタントと連携し、車両のカスタマイズやメンテナンス、車両保管が行われる。
参戦マシン
GRヤリス RC ダート仕様
最高出力272psを誇る1.6ℓ直列3気筒ターボのGRヤリス。オフロードを走行できるよう、これから競技車両「RC」をベースにダート仕様にカスタマイズ。さらにこれからGGRCのデザインラッピングが施工される。
レーシングスーツ
イタリアのレーシングスーツ、スパルコで統一
安全かつ快適で軽量性を重視したsparcoレーシングスーツをGGRCのオフィシャルウェアとして採用。
協賛スポンサー
各種スポンサーがGGRCの取り組みに賛同し、協賛。タイヤはダンロップがサポート。メンバーには、オフィシャルチームウォッチとして特製レゼルボワールが与えられる。このほかにもさまざまなチーム特典が。