時代とともに、さらなる進化を遂げている、軽井沢のホテル。これからオープンする未来のホテルから、別荘として所有するホテル、そして愛され続ける名宿を一挙にご紹介する。今回は、今後開業するホテル4軒をご紹介。【特集 偏愛リゾート軽井沢&熱海】

1.ANANTARA KARUIZAWA RETREAT
2030年開業予定|4万㎡の広大な地で軽井沢らしいリトリートを

タイ発祥のリゾートブランドで、現在アジアをはじめヨーロッパやアフリカ、中東などに50軒以上を展開する「アナンタラ ホテル&リゾート」が軽井沢に登場。軽井沢駅からクルマで約15分で到着する4万㎡超の広大な森に23室のスイートルームと、ヴィラ18棟28室を計画中だ。スイートルームは最大120㎡、ヴィラは最大270㎡もの広さになるという。
アナンタラの特徴である「アナンタラスパ」はタイ発祥のスパであり、このホテルは各地域に合わせたウェルネス体験を提供。軽井沢でも温泉を含む多彩なウェルネスプログラムを展開する。館内にはスペシャリティレストラン、バーを含む3つの飲食施設を備える予定だ。
ANANTARA KARUIZAWA RETREAT/アナンタラ 軽井沢 リトリート
住所:長野県北佐久郡軽井沢町発地
2.軽井沢リトリート muro by 温故知新
2026年夏販売開始|全室温泉つき癒やしのコンドミニアム

平均専有面積111㎡の全17室の分譲型ホテルが、中軽井沢駅から徒歩12分の場所に2027年秋に完成予定。運営は安藤忠雄氏の建築・設計による「瀬戸内リトリート 青凪 by 温故知新」などを手がける温故知新が行う。全客室に温泉を引きこむ半露天風呂が、一部の客室にサウナやインナーバルコニーが備えられ、身体を癒やす時間を提案する。レストランは宿泊者限定で薪火・炭火・燻製など、火と煙の技法を主軸に、信州和牛や地場の野草、軽井沢の森で獲れるジビエを素材に据えた料理を提供。「木立の建築」というコンセプトのもと、森の中を散策するような感覚で滞在できる場所になるという。
軽井沢リトリート muro by 温故知新/Karuizawa Retreat muro by Onko Chishin
住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉字音羽3365-7
3.軽井沢プリンスホテル
2027年夏〜順次開業予定|290億円を投じる大規模リニューアル

軽井沢プリンスホテルがイーストエリアとウエストエリアにあるコテージをリニューアルする計画を発表した。2027年夏頃にイーストエリア ヴィラが、2028年春以降に順次ウエストエリア ヴィラが開業予定。ヴィラは13タイプ、新築・増改築も含めてイーストエリアには41棟、ウエストエリアには83棟が誕生する。またイーストエリアにはレストラン、屋内ドッグラン、プライベートサウナなどを有するセンター棟が新築される。すべての建築は世界的建築家の坂茂氏が手がけ、自然と調和したデザインを予定している。既存コテージを再活用するなど環境にも配慮し、軽井沢の街をより活気づかせる大規模リニューアルになる。
軽井沢プリンスホテル/KARUIZAWA PRINCE HOTEL
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢
4.リージェント軽井沢
2028年開業予定|リージェントがついに日本に上陸

IHGホテルズ&リゾーツ傘下のラグジュアリーホテルブランド「リージェント」が2028年に日本に初上陸。同年に都市型ロケーションである京都でも開業予定で、軽井沢はリゾートデスティネーションとして日本初のリージェントとなる。隈研吾氏による建築で、全58室の温泉リトリートとして展開予定。渓谷を望むスペシャリティレストランをはじめ、多彩なダイニングやバーもつくられるという。世界の一等地のみに数を絞り、現在11ヵ所に展開し、IHGホテルズ&リゾーツが最上位と謳うこのリージェントブランドが、軽井沢の地でどのような空間をつくりだすのか。開業を楽しみに待ちたい。
リージェント軽井沢/REGENT KARUIZAWA
住所:非公開
この記事はGOETHE 2026年7月号「総力特集:偏愛リゾート最前線!」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら

