ホテル海外旅行が制限されている今、日本のよさを見直す旅への注目が高まりつつある。ひっそりとプライベート感に溢れ唯一無二の体験ができる滞在のスタイル。自分の時間を取り戻せる空間でゆったりと過ごす、そんなホテル&宿を紹介。
丸山島の奥に沈む夕陽と海が織りなす幻想的な景色も堪能したい。
浦島太郎のあの島を望む「URASHIMA VILLAGE」
浦島太郎が亀を助けた場所とされる丸山島。その無人島を望む斜面の一角に新設されたURASHIMAVILLAGEは、今の時代に最適な1棟貸しスタイルの宿。2000坪の敷地に3つの宿泊棟とラウンジ&レセプション棟からなる。敷地内の階段を下りると、そこは白砂のプライベートビーチ。1日2回の干潮時は丸山島へと続くエンジェルロードが出現するという、唯一無二のロケーションを誇る。
〝瀬戸内のウユニ塩湖〞と称される父母ヶ浜（ちちぶがはま）までクルマで10分なのも魅力。
各宿泊棟は2名から最大10名まで利用でき、どれもふたつの寝室とバスルーム、リビングダイニングキッチンとバルコニーを併設。キッチンは調理器具が完備されているので、地元で揚がった海の幸を買い求めて調理するもよし、お薦めが詰まった食材キットなどをオーダーするもよし。
ラウンジ&レセプション棟には、海を正面に望む屋外ワークスペースも。
ラウンジ&レセプション棟には本格的キッチンもあるので、シェフを招き、食事をすることも可能だ。全棟借りれば、最大24名まで宿泊できるため、ワーケーションに利用する企業も増えているという。
地元愛の強い11社が集い、設計から建築、運営までを手がける。屋上に太陽光発電を設置し、テスラ製蓄電池を導入するなど、100%自然エネルギーで運営されている。
太陽の動きとともに異なる顔を見せる海面に、潮の満ち引きで姿を変える島、そして満天の星。時間を忘れ、自然のリズムに身を委ねる滞在は、究極のリセット旅になるに違いない。
周囲にあるのは木々と海のみ。喧騒と隔絶され、自然と対峙する環境が整う。
香川 荘内半島
URASHIMA VILLAGE
住所：香川県三豊市詫間町大浜乙171-2
TEL：0875-24-8866
客室：3棟
料金：¥60,000～（ 1 棟あたり）
詳細はこちら
