131階の超高層住宅から、フィヨルドに佇む集合住宅まで……。斬新なデザインで、建築史に名を残すであろう世界のレジデンスを編集部の独断と偏見で選び紹介する。今回紹介するのは、中国・北海市の「フェイク・ヒルズ」。【特集 超絶レジデンスとシェア別荘】

北海市|フェイク・ヒルズ
中国の建築集団、MADアーキテクツによる大型集合住宅。まるで人工の丘のように見えるカーブを描いた造りで、もっとも特徴的なのは建物を貫通する複数の巨大な穴だ。海辺に立つゆえ、海風を遮らぬよう開けられたもので、海と街をつなぐための機能がある。海からの風圧を和らげ、さらに建物全体を涼しく保つ効果もあるという。建物前には緑豊かな公園スペースが広がり、近隣住人の憩いの場にもなっている。
この記事はGOETHE 2025年12月号「総力特集:超絶レジデンス+シェア別荘」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら

