美しいデザイン、ぬくもりのある佇まい。お気に入りの器で食卓を彩ることは日常に刺激を与え、新たな考え方やアイデアを生みだすきっかけにもなるかもしれない。食という場面を演出するメゾンの最旬テーブルウェアコレクションから、今回はティファニーをご紹介。【特集 おいしい器】
アメリカの伝統を暮らしに取り入れる
アメリカの上流階層のライフスタイルを彩ってきたティファニー。ホームコレクションの歴史も長く、創業者の息子であるルイス・コンフォート・ティファニーは、アールヌーボー期の作家としても有名。彼はランプや花瓶、そして銀製品のデザインも手がけており、そういった伝統が現在のテーブルウェアへと結びついている。
ヴァルス ブルーのパターンは、アーカイブに残された1960年代のテーブルウェアにオマージュを捧げたもので、有機的な曲線を描いた柄が特徴。さらに縁にはゴールドのハンドペイント仕上げが施されており、華やぎを加える。そしてクリスタルガラスのワイングラスにも自然をモチーフとした繊細な装飾が入っている。
歴史と伝統を取り入れた、上質で美しいテーブルコーディネイトにお薦めだ。
問い合わせ
ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク TEL:0120-488-712
この記事はGOETHE 2024年3月号「特集:おいしい器」に掲載。▶︎▶︎購入はこちら