大人が憧れる万年筆の最高峰といえば、モンブランの「マイスターシュテュック」。“SF小説の祖”とも呼ばれるジュール・ヴェルヌの小説『80日間世界一周』にインスピレーションを受けた新作を発売中だ。
新時代の到来を予感させた冒険小説の名作が、万年筆として蘇る
1906年の創業以来、高級筆記具の代名詞として揺るぎない地位を確立しているモンブラン。エリザベス女王やジョン・Fケネディ大統領、三島由紀夫など、世界中の著名人たちが愛用してきたことでも知られている。そんなモンブランにおいて、最も代表的かつ不動の人気を誇る「マイスターシュテュック」に、ジュール・ヴェルヌの名作冒険小説『80日間世界一周』にオマージュを捧げた新たなコレクションが加わった。
『80日間世界一周』は『海底二万里』などの代表作でも知られる”SF小説の祖”、ジュール・ヴェルヌが1873年に出版した冒険小説。主人公である英国紳士フィリアス・フォッグ卿が執事のパルパストゥーを従えて80日間で世界を一周しようと試みるという物語だ。財産の全てを賭け、蒸気船や列車、気球、時には象にさえも飛び乗り、世界各国を旅するフォッグ卿一行。道中で降りかかる幾多の困難を情熱と連帯、パイオニア精神で乗り越えていくその姿に当時の人々は熱狂し、実際にこの小説に感化されて世界一周の旅に挑戦する人も現れたほどだったという。
「マイスターシュテュック 80日間世界一周」はその世界的名作にオマージュを捧げ、物語のエッセンスが随所に散りばめられている。インディゴブルーの鮮やかなボディやキャップに施されている波状の模様は、フォッグ卿が立ち向かう広大な海を連想させ、キャップには蒸気船、ペン先には熱気球が精巧にレーザーエングレービングされている。また、キャップトップの後ろには旅の全行程をかかった日数である「80」を刻印。夢に満ちた世界一周のストーリーを蘇らせる一本になっているのだ。
飛行機もまだない時代、ヴェルヌが描いたのは技術革新によるグローバルな旅行・観光の時代の到来であり、『80日間世界一周』はまさに「旅」の新時代を告げる物語であった。コロナ禍はまだまだ続きそうだが、そんな時だからこそこの一本を手に旅への想いを馳せ、当時の人々の熱狂を感じてみるのはいかがだろうか。
「マイスターシュテュック 80日間世界一周 ソリテール ル・グラン」
「マイスターシュテュック 80日間世界一周 ドゥエ クラシック」
「マイスターシュテュック 80日間世界一周 レジン ル・グラン」
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