アメリカ発GPS機器のパイオニア、ガーミン(Garmin)が2023年5月31日に、ゴルフ用GPSウォッチのプレミアムモデルとして「Approach S70」を発売した。前モデルをさらにバージョンアップした、ケースサイズが47mmと42mmの2サイズ、3モデルをラインアップしている。
スコアアップの必須アイテム
「Approach S70」は2020年4月に販売し大好評だった「Approach S62」をベースに開発し、スタイルと機能を磨いたゴルフGPSウォッチのガーミン最上位モデルだ。さらに明るさと精度がアップデートされ、シリーズ最高の見やすさをかなえている。
ガーミンの製品は革新的な機能を持つことが特徴だ。分野もアウトドアやフィットネスなど多岐にわたって展開。創業当初から変わらず、ガーミンはライフスタイルを豊かにするナビゲーションや通信デバイスを作り続けている。
今回、色鮮やかなAMOLEDディスプレイを初搭載し、フルタッチスクリーンでゴルフ場においての直射日光下でも見やすい表示になっている。画面のコースマップは解像度が上がって、コースをリアルにイメージしやすい使用に。さらに、よりスムーズに動くようにマップの操作性も大きく向上。バンカーなどのハザードまでの距離を表示する、ハザードビュー機能のインジケーターを置いた。
さらに位置情報や高低差情報の活用も進化している。47mmモデルではGNSSマルチバンド対応により、コース上で森林に囲われた場所などでもさらに素早く高精度な位置測位が可能となった。また「Garmin Golf」アプリとのペアリングをすることで、コースの標高差だけでなく風速/風向き、空気密度をふまえて、グリーンまでの実際に打つべき推奨距離を表示する機能も使うことができる。
加えて、推奨クラブを表示するバーチャルキャディ機能がアップグレードされた。バーチャルキャディ機能とはプレイヤーの過去のスイングデータと風速/風向きを考慮して、使うべきクラブを提案してくれる優れもので、今回のリニューアルによって、「Approach S70」ではショットの着弾地点予想範囲を表示することが可能に。それにより各クラブ選択によって、どのようなハザードが待ち受けているかをイメージすることができるようになり、この機能はコースの戦略にはかかせない。
日常使いにも充実
また過去最大の全世界約43,000のゴルフコースが登録されており、国内は98%のゴルフ場をカバーしているのもありがたい。攻略が難しいコースの対策にも重宝しそうだ。もちろんゴルフ用GPSウォッチとしてだけではなく、メール・電話通知や、Suicaに対応するなど、日常使いに便利なスマートウォッチとしての機能も充実。今回初めて最大2,000曲保存できる音楽機能も搭載した。
このマルチな機能を持つゴルフ用GPSウォッチ。ゴルフ場でも、街でも楽しむことができそうだ。
問い合わせ
ガーミンジャパン TEL:0570-049530