ときに“見た目”は、言葉以上に人を語るもの。エグゼクティブたる者、その事実を理解し、装いを戦略的に活かすべきだ。そこで、経営者からの支持も厚いショップバイヤーに、「出張/ゴルフ/同窓会」という3つのシーンでコーディネイトを提案してもらった。“信頼感”と“遊び心”を兼ね備えた、一目置かれる実践的な秋の装いをお届けする。今回は、エストネーションのバイヤーが薦める同窓会スタイル編。【バイヤーの推し服】

大人らしくも親しみやすいジャケパンスタイル
「旧友との再会は、肩肘張りすぎないことが大切です。かっちりしすぎるとよそよそしく見え、せっかくの再会も楽しめません。一方でカジュアルすぎると大人の落ち着きが出にくいため、ジャケパンスタイルがちょうどよいでしょう」
ゲーテ世代には奇をてらわない落ち着つきのあるものがオススメなので、チャコールのグレンチェック柄ジャケットをチョイスし、白シャツに黒パンというモノトーンベースで都会的な雰囲気を意識。ロイヤルブルーのニットで上品な差し色を効かせました」
落ち着きのあるチャコールグレンチェックのジャケットを軸に、白シャツと黒パンでモノトーンベースに。ゲーテ世代は奇をてらわないアイテムがお薦め。さらにロイヤルブルーのニットで上品な差し色を加えることで、大人らしさと都会的な印象を演出する。
「久々に旧友と会うと若かった以前の印象があるため、体型の変化がより目に付くものですが、これならカバーできるはずです」
パンツは膝位置が高くややフレアさせたシルエットで脚長効果も。久々に会う旧友の目に体型の変化が映りやすい場でも、自然にカバーできる装いだ。
【推しアイテム】ベルベストの“ジャケット イン ザ ボックス”
1964年、イタリア北東部パドヴァで創業したテーラードファクトリーブランドのベルベスト。
「代表作のアンコンモデル“ジャケット イン ザ ボックス”をベースに、カシミアシルクのグレンチェック生地で別注したものです。きちんと見えつつ、快適な着心地で同窓会シーンに最適です」

◆推薦バイヤー
入井奏流/Souru Irii
エストネーション アシスタントバイヤー。1999年北海道生まれ。2021年に入社後、二子玉川店や有楽町店でセールスを経験。183cmの高身長を活かした、ドレススタイルベースの上品な装いを得意とする。
 
             
             
             
             
             
             
             
             
     
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
             
             
            
 
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
              