ダブルやシングル、はたまたノーラペルなど。ジャケットひとつとってもバリエーションは実に豊か。幅ある着こなしのスタイルをご紹介。シングル・コーディネート編。【特集 大人のジャケットスタイル】
イギリスの名門ファブリックメーカーであるジョシュアエリスのシェットランドカシミヤを使用。ふんわりとした質感がほっこりさせる一方で、斜めに入ったダーツがシャープな着姿を作り上げてくれる。肩肘張らないリラックスした着心地は、その汎用性の高さも相まって頼れる相棒たりえる逸品だ。¥198,000(ユーゲン/イデアス TEL:03-6869-4279)
1.ゆるさを持つからこそラフな着こなしにもマッチ
Tシャツにゆるいボトムスという、聞けばラフなスタイリング。それをジャケットのもつ品格が、一気に大人の装いへとアップデートしてくれるのだ。フォーマルなシングルではなし得ないのもポイント。この1着を羽織れば着こなしが締まるから、重宝間違いなし。
Tシャツ¥24,200(ウィーウィル/ TEL:03-6264-4445)、パンツ¥39,600(ブルーブルージャパン/オクラ TEL:03-3461-8511)、シューズ¥20,900(ロイドフットウエア/ビームスF TEL:03-3470-3946)
古着ライクなレタードTシャツとも好相性。
2.レイヤードで魅せるカジュアルなVゾーン
タイドアップの際に気になるのがVゾーンのバランスだが、ハーフジップブルゾンでもVゾーンの美学は重要。こうしたレイヤードスタイルも楽しめるのは、アームにゆとりのあるジャケットあってこそ。今季注目のパープルを添えることで、今どきなエッセンスを取り入れられる。
ジップスウェット¥23,100(ア ボンタージ/ビームスF TEL:03-3470-3946)、カットソー¥11,000(スローン/インターナショナルギャラリー ビームス TEL:03-3470-3948)、パンツ¥110,000(スタジオ ニコルソン/スタジオ ニコルソン 青山 TEL:03-6450-5773)、シューズ¥156,000(ジェイエムウエストン/ジェイエムウエストン 青山店 TEL:03-5485-0306)
ジッパーを閉めれば顔まわりがシャープに。
3.きれいめなカジュアルも当然守備範囲
シングルジャケットは定番であるがゆえに、リラックスしたコーディネイトを大人っぽくまとめてくれる懐の深さも併せ持つ。ニットとワイドパンツのゆったりした着こなしの引き締めを担ってくれるのだ。敢えてのレザーシューズがさらにクラス感の向上に欠かせない。
ニット¥80,300(ヘリル)、ヴィンテージ眼鏡¥27,500(共にNISHINOYA TEL:03-6434-0983)、パンツ¥38,500(エンジニアド ガーメンツ ワーカデイ/エンジニアド ガーメンツ TEL:03-6419-1798)、シューズ¥132,000(ネペンテス×トリッカーズ/ネペンテス TEL:03-3400-7227)
ツートーンのシューズが力強く、そして上品に。
【特集 大人のジャケットスタイル】