アルファ ロメオ初となるマイルドハイブリッド(MHEV)システムを搭載した、ミドルサイズのSUV「トナーレ」が話題を呼んでいる。
アルファ ロメオにしか生み出せないSUV
アルファ ロメオからブランドの核となるスポーティネスを継承しながら、ブランドの変革を指す「La Metamorfosi(ラ・メタモルフォシ/変革)」を体現した、ミドルサイズのSUVが登場した。それが「トナーレ」だ。
エレガントなイタリアンデザインを纏い、アルファ ロメオならではのスポーティな走りと電動化を両立させたマイルドハイブリッドシステムを搭載。先進運転支援システムやスマートフォン連動のコネクティビティを強みにしたモデルは、競争が激しいSUV市場において注目を集めている。
パワートレインは、新開発の1.5ℓ直列4気筒直噴ターボエンジン(最高出力160PS、最大トルク240Nm)、48Vモーター(最高出力20PS、最大トルク55Nm)を内蔵した7速デュアルクラッチトランスミッション(7速DCT)、エンジン始動と回生ブレーキ機能を担うベルト・スターター・ジェネレーター、リチウムイオンバッテリーで構成。低速時(15-20km/h前後まで)の走行はモーターで行い、モーターの負荷が高まるとエンジンが起動し、加速をアシストする。また、アクセルをオフにすると、燃費向上に寄与するコースティングモードに切り替わり、減速時には制動エネルギーから電気を生み出す回生充電が行われる。同クラス(輸入車Cセグメント SUV)のモデルの中でも優れた燃費性能(WLTCモード*1)16.7km/Lを実現している。
名車たちの面影を感じさせながら、モダンに進化したイタリアンデザイン
エクステリアにも、ヘリテージと先進性を融合したデザインが随所に見られる。アルファ ロメオ初の採用となるマトリクスLEDヘッドライトは、1989年発表のスポーツモデル「SZ」などから着想を得てデザインされたもの。カメラによる前方認識や車速・走行状況に応じて、照射範囲や照射距離を自動で最適化し、視認性を飛躍的に向上させている。また、ヘッドライトからテールライトにかけて緩やかな弧を描く「GTライン」と呼ばれるデザイン手法は、1960年代の名車「ジュリア GT」から受け継ぎ、新たな解釈を加えたもの。そして、スポーティでありながらエレガントな雰囲気を醸し出すリア・サイドのガラスは、2007年発表の「8C コンペティツィオーネ」を彷彿とさせる。このように、アルファ ロメオの伝統を随所に受け継ぎながら、よりモダンに進化させたのがトナーレが纏う「次世代のデザイン」だ。
最新のテクノロジーと先進運転支援システムを導入
トナーレは、新世代のテクノロジーも積極的に導入している。初採用となる12.3インチの大型デジタルクラスターメーターは、パフォーマンスなどの様々な情報などをクリアに表示。室内中央の10.25インチタッチディスプレイは、スマートフォン感覚の操作で快適なドライブをサポートする。また、ナビゲーションシステムは、日本のアイシン製ナビゲーションシステムを採用し、使い勝手を高めている。他にも機能性や安全面も進化させた先進運転支援システム(ADAS)などの高機能なシステムが、充実した走りの時間を叶えてくれる。
アルファ ロメオらしい、エモーショナルな走りは健在
トナーレのマイルドハイブリッドシステムは、低回転でも十分なトルクが立ち上がり、高回転までスムーズに伸びていく爽快な加速を実現。また、トナーレは13.6:1というクラストップ(*2)のステアリングギア比となっているため、アルファ ロメオの伝家の宝刀ともいえる、軽快なハンドリングを存分に楽しむことができる。さらに、上級グレード「トナーレ ヴェローチェ」は、ALFA デュアルステージバルブサスペンションを搭載。スポーツモード(ハンドリングや路面追従性などが向上)またはコンフォートモード(悪路でもスムーズな走りを実現)のいずれかが選択でき、あらゆるドライブシーンで刺激的なドライブ体験をもたらしてくれる。
注目のアルファ ロメオの最新SUV、トナーレ。ぜひ一度、アルファ ロメオが生み出した、新時代のスポーティドライブを試してみてはいかがだろう。
問い合わせ
Alfa Contact TEL:0120-779-159
https://www.alfaromeo-jp.com/models/tonale
<注釈>
*1 WLTC モード:市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード。
*2 輸入車Cセグメント SUVクラスにおいて。