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2022.10.11

最強のハイパフォーマンスモデル「ベントレー コンチネンタルGT スピード」

ベントレー史上、最多量販モデルであるコンチネンタルGTに最強版ともいうべき待望のハイパフォーマンスモデル「スピード」が登場。今回は、「ベントレー コンチネンタルGT スピード」をご紹介。連載「NAVIGOETHE」とは……

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フロントに積まれたW12エンジンがもたらす659ps、900Nmのパワー&トルクもさることながら、真に注目すべきはそのW12の質量をものともしない優れたシャシー性能にある。W12エンジンがもたらす優れた官能的エンジンは、最高速度335km/hに達し、0→100km/h加速3.6秒とアナウンスされている。ラグジュアリーさと畏怖すら感じさせるパフォーマンスのバランスが取れたこのクルマは、さまざまな意味で乗り手に興奮をもたらすはず。¥34,900,000~

内燃機関の“刺激”を味わえる最後のW12!

「ウェルビーイング」をブランドの大切な柱としているベントレー。ウェルビーイングとは、心身ともに健やかである状態を指すもの。すべてが満たされている広い意味での「健康」である。新型コンチネンタルGTスピードを駆って、ベントレーに通じるウェルビーイングを味わうべく走行距離497㎞の東京―金沢グランドツーリングへと出かけた。

伸びやかで、足腰の据わった美しいスタイリング。肉厚なドライバーズシートに身を沈めて、エンジンを呼び起こす。大排気量W12気筒エンジンは始動時から粒の揃った快音で、その調律が素晴らしい。始動音の快音は決して騒がしくはないものだった。

初代コンチネンタルGTの登場は2003年。世界最速の4シーターサルーンを謳い、大ヒットを記録。その後のスポーツクーペ史に多大な影響を与えたと言っても過言ではない。しかし、クールな見た目に走りの洗練が一歩およばなかった印象があった。以来、’11年と’18年に全面改良が行われ、今日の新型は3代目となる。

心臓部は今や希少な存在ともいうべき6ℓW12の大排気量エンジンだ。659psの最高出力と、900Nmの最大トルクを発揮するモンスタースペックである。これに電子制御されたリアディファレンシャルと、全輪操舵の4WDシステムが組み合わされる。その身のこなしはパワフルだけど繊細。どのシーンでも運転して気持ちのよいクルマに仕上がっている。

怒濤の加速に加え、洗練された足回り、重さを感じさせないシャープなステアリングにも、しっかり抑制が効いている。クルージングは最高だし、その気になればスポーツカーのように走らせることもできたほど。

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左上:ダイヤモンドのキルティングを基調としたキャビン。随所に英国流ラグジュアリーの作りこみが見てとれる。右上:AWDの制御は、標準仕様よりも「スピード」専用の設定に。後輪寄りにトルクを配分するよう変更されている。左下:最高出力659psを叩きだす6ℓW12ツインターボ。エンジンルームに余すところなくぎっしり収められている。右下:モデル名称変更にともない、V8モデルが「コンチネンタルGT」とされ、W12モデルは「GTスピード」に改称。

最強グランドツーリングカーとしてのW12スピード

事実、途中で参戦したコーンズ・モータースのサーキットエクスペリエンスでは、背の低いドイツスポーツカーにも負けず劣らず、走る・曲がる・止まるのジムカーナコースで好タイムを稼いだほどだった。

「スポーツモード」を選ぶ。エンジン回転数が上がると同時に排気音が勇ましくなり、乗り手をやる気にさせる。スポーツカーへの変身だ。電子制御技術が巧みに、運転を徹底的に楽しませてくれるから汗をかかない。アクセルオフで適度なバブリング音を聴かせ、バフッ、バフッ! とスポーティな変速音まで奏でる。これがいささか気持ちよい。

東京から金沢を目指した長距離ツーリングだが、”疲れ知らず”、とはまさにこのクルマのためにある言葉だ。今までこんなに気を張って、力をこめて運転していたのか……。手のひらに汗をかくことなく、リラックスした気分で走れる。ゆとりあるパワーで前へグイグイ引っ張るコンチネンタルGTスピードの推進力はハンパない。もちろん、乗り心地は下道からでも優雅でまったり。しかも、高速道路を駆けると、前を走っていたクルマがスーっと避けるかのように、自然と目の前がクリアになっていく。これもグランドツーリングカーとしての資質なのかもしれない。

そして、もうひとつの魅力は、インテリアの豪華絢爛な仕上げだ。ダイヤモンドステッチとキルティングのように仕上げたシートやドア内張りは、これぞ英国流ラグジュアリーというもの。デジタルとクラシカルを融合したモダンなディテールが随所に採り入れられている。

「2030年までにはすべてのモデルを電動化する」と公言しているベントレー。ピュアな内燃機関として大排気量W12気筒を味わえるチャンスはこれが最後のはず! ガソリンを燃やしてエンジンの爆発を楽しめる、この時代の健康的な走りを最後に楽しもうではないか。

最先端医療でウェルビーイングを考える

富裕層の間で話題になっている「自由診療」を行うスコール金沢/浦田クリニックを目的地として、ベントレーが考える最新のウェルビーイング試乗会に参加。クリニックで体験した有機酸検査は、それぞれの体質に合わせた体質改善提案をしてもらえる。それは「ビスポーク」を掲げるベントレーの趣旨に合致するものだった。

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人間ドック健診センターで健診コースの一部を体験。問診、身体計測、採血、CTなど充実したもの。

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診療とメディカルフィットネスを通して、最先端アンチエイジング医療に取り組む、予防医療総合センター。

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石川県・金沢が誇る最先端医療の総本山。(スコール金沢/浦田クリニック TEL:076-233-6020)

ベントレー コンチネンタルGT スピード
ボディサイズ:全長4850×全幅1965×全高1405mm
ホイールベース:2850mm
エンジン:W型12気筒
排気量:5950cc
最高出力:659ps/5000〜6000rpm
最大トルク:900Nm/1500〜5000rpm
駆動方式:4WD 変速機:8AT
乗車定員:5名

■連載「NAVIGOETHE」とは……
魂を刺激する、見て・乗って・操る楽しさのあるクルマ。所有欲をくすぐるステータスシンボルから、クルマと対話できる生粋のスポーツカー、ヘリテイジのある一台まで、連載NAVIGOETHEでは、大人の我儘をかなえる、心躍るクルマを紹介する!

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TEXT=青山朋弘

PHOTOGRAPH=土居凌祐(シャシン)

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