初心者チーム「GLT」、ハワイ・ホノルルトライアスロンに挑戦【第5期募集開始！】

2015年に発足したゲーテのトライアスロンチーム、「GLT」（GOETHE LOVES TRIATHLON）の第4期メンバーが「ホノルルトライアスロン」に出場。コロナ禍を経て、2023年、ついにハワイ・ホノルルへ。メンバーは果たして完走できたのか。その命運やいかに!?

完走したGLTメンバー — 全員完走を祝してゴール前で撮影。いい表情！視認性が高く快適なオークリーのサングラスと、抜群のクッション性のOnのスニーカーがメンバーを支えた。

青い海、青い空のもと躍動！ハワイだから頑張れた

「無事に完走できてほっとしました」とは、レース後、ゲーテトライアスロンチームの第4期生が口にした言葉だ。コロナ禍に翻弄され、練習はおろか外出もままならならず、目標とする大会もことごとく中止が続いた、日々。通常、GLTのスケジュールは、超初心者といえども、夏から秋にかけて練習をスタートして、翌年5月のホノルルトライアスロンの完走を目指すといった目標を立てている。実に、3年もの間、目標達成をお預けにされた状態を経て、記念すべき、この日を迎えたのだ。

大会当日、アラモアナビーチパークのスタート地点は独特の緊張感と高揚感に満ちていた。1100名を超えるエントリーがあり、日本からは約300名の参加者が訪れた2023年。第4期メンバーは全員で19名を数えるが、参加がかなったのは8名。メンバーは、オリンピックディスタンスに挑戦する。

そもそもホノルルトライアスロンには時間制限はなく、数多くの種目が用意されているのが特徴。スイム1.5㎞、バイク40㎞、ラン10㎞のオリンピックディスタンスも、その半分の距離となるスプリントディスタンスも、個人種目とともに、競技ごとに選手が替わるリレーもある。そのほか、ジュニアやキッズ、10㎞ランのみといった全8種が揃い、楽しみ方は多種多様。つまり、ホノルルトライアスロンは、人と競い合うというより、仲間と一緒に同じ目標を掲げ、楽しめるスポーツでもある。

第4期メンバーのトップでゴールを切ったのは渥美幸久さん。タイムは2時間48分38秒。

「こんなにも辛いのかとびっくり。GLTには辛抱強くフォローしてもらいましたし、ホノルルだから頑張れました（笑）」

二階堂さん — ラストスパートで力を振り絞り、力強い走りを見せる二階堂和也さん。

村岡さん — GLTメンバーで最後にゴールを果たした村岡文恵さん。メンバーに迎え入れられ思わず涙。

その後も続々とゴールが続く。どんどん日が高くなり、気温も上昇、3種目のランは苦しさも増していく。最後のメンバーがゴールに到着する際には、数十m前からメンバーが出迎え、一緒にゴールを切った。苦しみを分かち合ってきたメンバー同士だからこその絆は何ものにも代え難い。めでたく、第4期メンバーの参加者は全員完走を果たした。皆一様に語るのは「練習は噓をつかない。少しずつでも積み重ねたことが完走につながった」という言葉だった。

その晴れ晴れとした表情からは、挑戦者だけが味わえる甘美なる達成感が漂っていた。