2023年6月29日より、蔡國強の大規展覧会「宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる」が、サンローランと国立新美術館の共催で開催される。
蔡國強「原初火球 The Project for Projects」P3 art and environmentでの展示風景、1991年。撮影：萩原義弘、提供：蔡スタジオ。
現代美術のスーパースター、蔡國強
創業者のムッシュ イヴ・サンローランの時代からファッションだけでなくアートとのつながりも深いメゾン、サンローラン。現在もクリエイティヴ・ディレクター、アンソニー・ヴァカレロ氏の先見の明のもと、アートとの交流やサポートを続けている。
そんなサンローランと国立新美術館の共催で、美術家・蔡國強（ツァイ・グオチャン）氏の個展が開催される。
会場には蔡氏が自身の思想やビジョンに基づく出発点だという約30年前の展覧会「原初火球（げんしょかきゅう）」が再現され、そのなかには3つのガラスと鏡を使った火薬絵画の新作も含まれる。
約50件にのぼる作品を通観しながら、現代美術の巨星の壮大な世界観を巡る。
蔡國強 宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる
会場：国立新美術館（東京都港区六本木7-22-2）
会期：2023年6月29日（木）～2023年8月21日（月）
開場時間：10：00～18：00、金・土曜10：00～20：00（入場は閉館の30分前まで）
TEL：050-5541-8600
休館日：火曜
料金：¥1,500
