森美術館開館20周年記念展「ワールド・クラスルーム」では、杉本博司やヤン・ヘギュなど、巨匠から若手まで多様な現代美術家の作品を、国語や算数、理科、社会といった8つの「科目」にまつわるテーマや要素ごとに分けて捉え直す。
現代アートを“観る”だけでなく“学ぶ”空間
「哲学」のセクションでは、明滅するLEDのカウンターで仏教的な死生観を表現する宮島達男の作品や、ものの存在と周囲の関係性を追求する李・禹煥(リ・ウファン)の作品などを展示。
他にも「社会彫刻」を提唱したヨーゼフ・ボイスが、東京藝術大学で講義した時の筆跡が残る黒板など、50組を超えるアーティストの作品が集結する。
現代アートで、知的好奇心を刺激したい。
ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会
会場:森美術館
会期:2023年4月19日(水)~9月24日(日)
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
TEL:050-5541-8600
開場時間:10:00~22:00(火曜は17:00まで)
料金:平日¥2,000、土・日曜、祝日¥2,200