コロナ禍で生活様式が変化し、仕事や日常生活を「部屋」で過ごすことが増えた。改めて部屋という存在に向き合う機会となったのではないだろうか。箱根のポーラ美術館では、そんな「部屋」を主題に、19世紀から現代にいたるまで、多様なアーティストの約50点にのぼる作品を展示する。
多様な時代や文化で生みだされた「部屋」をめぐる表現
今回の開催に合わせてヴォルフガング・ティルマンスと草間彌生の新収蔵作品が展示されるほか、19世紀末のナビ派を代表する画家であるピエール・ボナールとエドゥアール・ヴュイヤールが食卓や書斎をモチーフに描いた作品なども並ぶ。
それぞれのアーティストが独自の視点で描いた作品の数々は、今だからこそより響くのだろう。
部屋のみる夢―ボナールからティルマンス、現代の作家まで
開催期間:2023年1月28日(土)~7月2日(日)
会場:ポーラ美術館
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
TEL:0460-84-2111
営業時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
料金:¥1,800
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