芸術を愛し、支援したガブリエル シャネルの精神を受け継ぐ「シャネル・ネクサス・ホール」にて、写真家・安珠の展覧会「A girl philosophy- ある少女の哲学」が、2023年1月18日(水)〜2月12日(日)に開催される。
少女の内なる世界を表現する写真家・安珠
シャネル銀座ビルディング4階にある「シャネル・ネクサス・ホール」では、2004年12月のオープン以来、芸術を愛し、支援したガブリエル シャネルの精神を受け継ぎ、若手音楽家の支援や展覧会など、コンサートとエキシビションのふたつの柱をベースに、シャネルならではのユニークな企画を開催している。
「シャネル・ネクサス・ホール」の「ネクサス」という言葉は「結びつき」を意味し、ホールで行われるさまざまなイベントを通して、新たな才能との出合い、アートとの出合い、人々との出会い、そして、芸術を愛し支援したシャネルとの出合いがあってほしい、という願いがこめられている。
そんな「シャネル・ネクサス・ホール」で'23年1月18日(水)〜2月12日(日)の期間に開催されるのが、写真家・安珠の展覧会「A girl philosophy- ある少女の哲学」だ。
多くのファッション誌を飾り、パリコレに出演するなど国際的なモデルとして活躍していた安珠は、1990年の『サーカスの少年』出版から写真家に転身。『少女の行方』、『星をめぐる少年』など、文章を織り交ぜた物語のある独自の写真世界を表現してきた。
芸術家として幅広く活躍を続けるなか、ライフワークとして「少年少女の内なる世界」というシリーズの作品を撮影しており、本展「A girl philosophy」では、シリーズの最新作約50点と映像、過去の作品を交えて展示される。
『不思議の国のアリス』や『青い鳥』といった、誰もが知るさまざまな児童文学をモチーフに、ある少女が目にし、その心に留めた出来事について内省を深めていく過程を写真で表現。目に見えないものを写し撮りたいと語る安珠の作品群が描きだすのは、不確かな現実に生きる少女が、真理を求め旅する夢幻の物語の世界だ。ここでしか味わえない、夢の中にいるような世界観をこの機会に体験したい。
「A girl philosophy- ある少女の哲学」安珠写真展
期間:2023年1月18日(水)〜2月12日(日)
開館時間:11:00~19:00 (最終入場18:30)
会場:シャネル・ネクサス・ホール
住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F
入場料:無料
TEL:03-6386-3071
※会期中無休・予約不要